作文「『いもや』とワタクシ」

hacchaki2018-03-21


『天丼 いもや』がなくなるなんて。
大学時代はバイト代が入ると
よく学校近くの『いもや』で天丼を食べた。
漫画修行時代、神保町の出版社に
持ち込みに行った帰りはいつも『いもや』だった。
当時はキス、エビ、カボチャ、大葉など
4点の揚げたて天ぷらが乗り
辛めのタレのかかった美味い天丼に
シジミの味噌汁と漬物が付いて450円だった。
1品50〜100円で天ぷらを追加することも出来た。
注文を受けてから揚げる天ぷらは
450円では申し訳ないくらい美味しかった。
編集担当者に褒められた時は一品追加した。
今のワタクシは『いもや』で出来てると言っても
過言ではないと言ったら言い過ぎだ。


兄は『キッチン南海』党だがワタクシは断然『いもや』党だ。
立候補するなら『いもや』党からだ。
バンド名だって本当は「IMOYA」にしたかったのだ。
生まれ変わったら『いもや』になろうと思っていたくらいだ。
最近は行ってなかったけど神保町界隈に行ったら必ず寄ろうと決めていた。
それがなくなってしまうのは本当に悲しい。
これからワタクシは何を支えに生きていけばいいのだろうか。


しかし『いもや』はなくなっても
これからもワタクシの心の中に生き続ける。
『いもや』よ、ありがとう!『いもや』よ、永遠に!
ちなみに『とんかつ いもや』には行ったことありません。