[沖縄民謡]大城美佐子

最近また大城美佐子さんのアルバム『絹糸声』をよく聴いている。
ほんっとに「絹糸声(いーちゅぐい)」とはよく言ったもので
絹のように滑らかに伸びてどこまでも繊細な声である。
本当にだれにも真似できない凄い声だ。
凄いといっても「どうだ!うまいだろう!!」という類いではない。
どこまでも謹み深く、しかし確固たる世界を感じさせてくれる。
賑やかな唄を軽妙にうたっていてもその声には
どこか愁いを含んでいる。
これはまぎれもなくブルースだ。
何度聴いてもまったく飽きない。凄い。
この『絹糸声』、絶版中なのが惜しい。
名盤中の名盤なのに・・・。
ぜひ再発売シテ欲しいなあ。

あまりよそさまの写真を貼り付けるのは好きではないが
絶版中であることへの抗議の意味も込めて
『絹糸声』のジャケット写真を貼っておきます。