バンドやろー是!

あたしべいべーどののブログに遊びに行ってたら
自分もバンドをやりたくなった。
ギター歪ませて大音量でギュヮァァアアアンとな。
普段三線一丁で唄っていると
たまには違うことがやりたくなるのだ。


でもね。
テレビCMでオヤジたちがバンダナ巻いて楽しげにバンドやってるのあるでしょ。
あーいう感じってなんか気恥ずかしくてダメ。
なんか「そんなのロックじゃねー!」って思うんだもん。
じゃあどんなのがロックなんだよ?って言われても困るんだけど。
やっぱりロックなんだからさ、不良な感じでさ
「セックス・ドラッグ・ロケンロール」な感じでやって欲しい。
実際にはセックスの回数が落ちているとしても。
いや、ずいぶんご無沙汰だとしても。
たまに機会が訪れたというのに
納得いかないセックスになってしまったりしても。
ドラッグがふつーに胃腸薬だとしても。
いや、血圧を下げる薬とかもっと深刻な薬でも。
「ライク・ア・ローリング・ストーン」な感じでいて欲しい。
永遠の不良でいて欲しい!なんてこっちのほうが
よっぽど気恥ずかしくないか?


しかしながら、楽しみ方は人それぞれなので
他人さまのすることに文句は言えません。
オレに言われたくもないだろう、バンダナの人たちよ。
(仕事場にいるKさんの話ではありません)
自分も若い人たちから観たらじゅうぶんあんな感じに見えるだろうし。
てか“あれ”そのものなんじゃないの?年齢的にも。
あぁ、どうせオヤジですよ。
楽しきゃいいんだよ、フンッ。とふてくされてみる。
いや、ホントはよくないんだけど。


で、バンド。
結局やらないんだよね、いつも。
メンバー集めるのめんどくさいし。
気の合うヤツなんてそうざらにいるもんじゃないって清志郎も言ってるし。
だいたいどのパートやるのよ、オレ。
ギター歪ませたいって、ギター下手じゃん。
キーボードもたいしたこと出来ないし。
第一指動かないっしょ、もう全然弾いてないから。
それに音作ったりすんのかったるいし。
キーボードセッティングするのもめんどくさいし。
スタジオブッキング誰がすんのよ?


ああ、向いてないよやっぱり。バンドには。
こんなめんどくさがりはバンドなんてやる資格ありません。
あ、ボーカルならやりたいな。
身ひとつでスタジオ行けばいいし。
面倒なセッティングもいらないし。
…こういう人はダメですか?


結局のところ三線弾きながら唄うという今のスタイルは
とっても自分に合っているということなんだという結論。
沖縄民謡と出会って
「ああ、自分は唄が好きなんだな。唄いたかったんだな。」
とオノレヲ知りました。


唄ぬ道なかば 人ぬ道なかば。