ローザ・ルクセンブルグ

hacchaki2005-11-15

ワタクシがしがない大学生で
音楽サークルに入ってぼんやりしていた頃
周りではローザ・ルクセンブルグがかなり評価されていた。
当時熱心なファンではなかったけど
『橋の下』はいい曲だなと思った。
ほかにも好きな曲がいくつかあった。
テレビでたまに見かけるどんとさんはナイーブな青年ミュージシャンだった。
(TV『たけしの平成教育委員会』に回答者として出ていたのには驚いた)


その後ボーカルのどんとさんが
ボ・ガンボスというバンドを経てソロになり
家族を引き連れて沖縄に移住した、というところで
ワタクシ的にはどんとさんと“再会”ということになる。
沖縄にハマッたワタクシが定期購読している雑誌『ウルマ』の
「沖縄に移住した人」特集みたいな記事で
どんとさん家族が紹介されていたのだ。
どんとさんは37歳の若さであちらの世界に旅立ってしまったが
それが雑誌『ウルマ』の記事が出たあとか前か覚えていない。


でも『どんとの諸国漫遊記』というビデオで
沖縄に移住たどんとが活き活きと音楽活動にいそしむ様子が
映像化されていてホッコリとした気分になります。
彼はホントに南の島の暮らしを楽しんでいたんだなあ。
三線弾いて民謡にもチャレンジしていて
それは紛れもない「どんと節」になっていて
「民謡」となるととかく力が入ってしまいがちな自分など
「ああ、これもありだな」と思わせてくれます。


そんなどんとさんのローザ・ルクセンブルグ時代最後のライブ映像が
このたびDVD化されたのでアマゾンさんで購入。
ありがたい時代になったもんだ。
映像の中には“あの頃”の空気が凝縮されていて懐かしいっす。
やっぱりどんとさんは唯一無二の才能というか感性だったんだなあと
思うことしきり。
今頃“雲の上”で唄っているんだろうけど
もう少しこっちでも唄って欲しかったですなあ。