きのう生まれた

hacchaki2007-10-21

長いこと「オリジナル曲やる」と言い続けながら
だらだらと日々が過ぎていき2007年もあとわずか。
きのう、やっとその最初の1曲目を
『高円寺アローン』ライブで
産み落とすことができますた。
体調は最悪だったし歌詞が本番ギリギリまで
迷ってぐらついたりしていたけれど
(リハで数回唄ったが毎回歌詞が違った…)
小さなその曲は「オギャア」と産声をあげたのでした。
『アローン』主の井上さんも共演者の方も
来て頂いたお客さん(2人…)も
そのお産に立ち会ってくれて
やさしく祝福してくれてとても嬉しかった。
まだまだとっても未熟な曲だけれど
大事に唄って育てて行きたいなあ。
ライブが終わった後、以前『アローン』で共演した
炎のロックシンガーtetsuさんが遊びにやってきたので
tetsuさんにも聴いてもらって なんだか幸せな
アローン・ナイトで風邪も吹っ飛んだぜ!
やっぱり『アローン』で産んでよかった!
これからもどんどんオリジナル増やしていきますYO!


<オリジナル曲をやろうと思った理由について>


今まで沖縄民謡が大好きで、とことんこだわって唄った来た。
それはこれからも変わらないし探求の道も続く。
だけど自分にとって沖縄民謡を唄うという行為は
あくまで「リスペクト」である。
沖縄の音楽や歴史、文化、言葉、風土、人、
そういったあらゆるものに対する「リスペクト」の気持ち。
では今度はその「リスペクト」の気持ちを
「自分の言葉」で表現したらどうなるだろう?ということに
自分自身がとても興味を持った、いわば
自分で聴いてみたいと思った、というのが大きな理由です。
うちなーぐち」の耳心地だとか豊かな言い回しは
とても好きだけれども自分のネイティブ言語ではない。
自分のアイデンティティ=立ち位置はどこにあるのか
それを今一度確認したい。
そこから見える景色を表現し、伝えて行きたい。
おおげさに言うとそんな感じです。
言い換えれば
「沖縄民謡以前の自分」と「沖縄民謡以後の自分」のコラボ。
みたいな感じかなあ。
沖縄民謡にとことんこだわりながら
沖縄民謡の枠からとことんはみ出したい。
そんな思いからオリジナル曲を唄いたいと思うになったのでした。
まあ簡単にいうと「やりたいと思ったからやる」
って感じなんだけれど。


まあ、これからどんなものが出て来るかは
自分でもよくわからないけれど
行けるところまで行ってみよう〜!