出雲ツアーまとめ

hacchaki2007-11-30

というわけで出雲行ってまいりました。
今回も出雲市駅前のステキな居酒屋
『BAMBOO』さんで唄わせて頂きました。
みなさんに楽しんで頂けたようでナニヨリです。
自分としても来年への課題を再認識する上で
よい機会となりました。
せっかく出雲まで行くのだから
近隣の県も回ってまさに「ライブツアー」したいなあ。
そうした流れに向けて動き出そうと思います。


今回の出雲ツアーでの大きな収穫は
島根県立古代出雲博物館に行くことが出来たこと。
2007年3月にオープンしたばかりのこの博物館は
いまなおさまざまな文化遺産が埋蔵されており
発掘されるたびに古代史の歴史を塗り替えていく
出雲という土地のあらましを俯瞰することができます。
西暦2〜3世紀の弥生時代に出雲を中心として
想像もつかないような一大文明が栄えていたことが
博物館に展示された数々の出土品を見ると理解できます。
とくに現在特別展示として歴史の教科書に載っていた
卑弥呼が漢の王様から賜ったと言われる金印の実物が
展示されていて、それを見られたのはラッキー。
「漢倭那国王」というやつですね。
想像していたより遥かに小さかったけれども
これを卑弥呼が触ったかも知れないと思うとドキドキ。
卑弥呼さんも2000年の時を経て大事な金印を
ワタクシに見られるとは思ってもみなかったことでしょう。
というわけで、日本古代史に興味おありの方は
是非、島根県立出雲古代歴史博物館へ!
日本と言う国の黎明期の息吹を肌で感じることができますよ!


島根県立古代歴史博物館のHPはこちら


あと、もっと胃袋鍛えなきゃあきまへんなあ。
しかしうな重(上)と割り子蕎麦3段ハシゴはキツかった…。
さらにぜんざい。お母さんのカメーカメー攻撃…。
修行が足らなんだようです……。


さて、「グルメツアー」の回でも話した通り
11月の出雲は旧暦の神在り月。
到着した日は出雲大社で「神在祭」が行われていたようです。
あいにくその日はライブで行けなかったのですが
翌日尋ねたら大社の本殿が開いていて
(本殿が開くのは神在り月と正月のみ)
神々しい気を放っておられました。
ご神体の龍神様を拝むことも出来て有り難かったです。
一節によると龍神様は沖縄の久高島さんのウミヘビだそうで
琉球と古代出雲の交流を指摘する学者さんもいるようです。
海というものはいろいろなものを運んで来たのでしょうね。