『島唄ぬ旅』ライブ!

hacchaki2009-04-13

昨日は日中横須賀で行われた
津波恒徳先生と又吉政秀先生のジョイントライブ
島唄の旅』にゲスト出演させていただきました。
初めてお会いする恒徳先生はちっちゃくてかわいい(失礼!)な
おじいちゃんという感じで 元気な兄貴分といった政秀先生のリードで
楽しそうに唄三線している姿がとてもキュートでした。
(といっても年齢的には恒徳先生のほうが10歳ほど上)
又吉先生はマイミクひできにぃにぃどのや
娘さん、お孫さんまで引き連れての又吉ファミリーでの参加で
沖縄芸能の奥深さを堪能させていただきました。
ワタクシはゲストといえばおこがましい話ですが
第一部と第二部の幕間に4曲ほど唄わせていただきました。
貴重な経験を与えてくれたひできにぃにぃどのと
ステキなライブの企画者タカツカさんに深〜く感謝です!
ありがとうございました!


夜は場所を移動して上大岡の『くんくんしーらや』で
ふたたびおふたりのライブ。
今度は客席からじっくりとおふたりの唄三線
楽しませていただきました。
恒徳先生は御歳82歳。
そんなご高齢で飛行機に乗って内地に来て
4日間もライブやっちゃうんだから(5公演)スゴい!
芸の力がそうさせるのか、パワーがあっての芸なのか。
パワフルに島太鼓を叩きまくる恒徳先生はじつに若々しくて
そのお姿に感動いたしました。


昼のライブのあと控え室で
お弁当を食べながら恒徳先生とユンタク。
(弁当を食べていたのは先生とカメちゃん。
ちなみにカメが食べていた弁当はワタクシの(笑))
「唄には終わりがない。これでいいということはない。
ワタシは80余っているけど(過ぎているけど)まだまだ勉強中です。」
80過ぎてまだ勉強中ならワタクシなんぞ……。
でも終わりがないからこそ面白い、とも言える。
「これで完成」なんて思った瞬間に成長は止まってしまう。
いくつになったって成長したっていいんだ。しなきゃダメなんだ。
そう思わせてくれるおふたりの若々しいステージでした。


余談ですが我が師匠津波恒英先生と恒徳先生は
親子ながら現在一緒のステージに立つことはなく
おふたりの姿を同時に拝見することは叶わない。
恒英先生が作曲、恒徳先生が作詞した
『浅地紺地』を恒徳先生が唄う姿を見ながら
先生は今どんなお気持ちで唄われているのかなあと
考えると切ないものがありまました。
(『浅地紺地』は恒英先生高校2年生の時の作曲。
恒徳先生の詞も素晴らしくて
まさにこの親子だから作り得た珠玉の名曲と言えます)
恒英先生はことあるごとに
「うちのオヤジはスゴいんだ」
と言いとてもお父上のことを尊敬されているご様子で
その想いが恒徳先生に届けばいいのだが……
などと思ったりするわけです。
いつかふたりでステージに立つ姿を見てみたい。
そんな思いに駆られる一日でございました。