『江』と『坂の上の雲』

『江』第1話やっと見ました。
上野樹里に10歳の役をやらせる強引さ（笑）。
幼い演技させるとまんま『のだめ』です（笑）。
宮沢りえにしても10代は無理があろう。
普通に子役使えばいいのにね。
第1話から名のある女優を使って
視聴率を確保しようということなのか。
『天地人』ではこども店長のような逸材子役を
生み出したのに（ドラマとしての評価はどうであれ）。

豊川悦司の織田信長はイイ！と思ったけれど
やはり信長俳優は高橋幸治が神だなあ。
北大路欣也の徳川家康は年齢的に無理がないか？
あれでは豊臣秀吉（岸谷五朗）より先に死んでしまいそう。
それに『篤姫』の勝海舟とカブります。
主人公となるお江の母親役に鈴木保奈美。
鳴り物入りで登場らしいけど
ワシはなんかこの方昔から苦手でして。
なんか表情が冷たいというか
三白眼でにらみつけてるイメージが強くて。
ファンの方ゴメソなさい（汗）。
時任三郎さん頑張ってます。
この方もう50代なのに変わらないねえ。スゴイ。
脚本、音楽ともに『篤姫』コンビ。
女性が主役なのでいろいろ『篤姫』っぽい。
テーマソングのバック映像まで『篤姫』っぽかった。
戦場まで産声が鳴り響くってどんだけでかいんだ声（笑）とか
昨年の『龍馬伝』のリアリティ追求方向とは打って変わって
（史実に沿っているかは別として）
ほんわかムードで始まった『江』（戦国時代だけど）。
まあ、とりあえず様子見ですね。

『坂の上の雲』第2部の第1話もやっと観た。
こちらは文句なし。いいねえ。
とくに正岡子規役の香川照之が神がかり演技。
本木雅弘の存在感も素晴らしい。
（若干先日まで観ていた『徳川慶喜』とカブる）
重厚な演出の中で明治の日本人たちが
どのように考え、行動していたかが
緻密かつダイナミックに描かれて行きます。
エンディングのテーマソングもよいなあ。
第2話以降が楽しみでござる。

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