2012.2.11〜15

hacchaki2012-02-20

沖縄に行って来ました〜。
今回は結婚後初の沖縄で
師匠にご挨拶に行く的な意味合いで。
イベントのない沖縄というのも
あまりないので4泊5日の短い滞在ながら
気分的にゆっくりできました。



連日最高気温5〜6度という寒さの中
「沖縄は暖かいよ〜」
といわれても
なかなかどういう気温か想像できず(笑)
戸惑いながらたどり着いてみると
やはり沖縄は暖かかった(笑)。
滞在中20〜25度と過ごしやすい気温で
やはり沖縄はいいなあとつくづく感じます。
もっとも今年は沖縄も寒くて
最高気温15度あたりだと
「寒い寒い」と大騒ぎになります。



まずは沖縄の友どのと再会。
我が奥様のリクエストで北中城『サムズカフェ』へ。
がっつりとアメリカンステーキを堪能したあと
(ワタクシは魚料理にしましたのよオホホ)
師匠の店民謡スナック『絹の家』へ。
もう勝手に我が家のように思っているこの家。
やはりココロが落ち着きます。


「ただいま〜」



翌日は師匠夫妻について基地のフリーマーケットへ。
表通りに出ている三線屋さんで三線を数本仕入れました。
そしていつもの食堂で魚汁&魚天ぷらの朝ご飯。



沖縄の天ぷらは衣の分厚いフリッター風。
これがまた美味しいのです。
天丼には向かないけど(笑)。



そのあと農連市場で買い物などして
夕方になっていったん師匠宅に帰り
夜に本部(もとぶ)に住む友人が
会いに来てくれるというので
迎えに出ようとすると
師匠が


「何時に帰って来る?」


と尋ねます。


「30分ほどで帰りますよ」


と言って出たものの
19時から団体さんの来客があり
民謡ステージ手伝って欲しいと言われたし
それとは別に会わせたい人が居るとも
言っていたので


「これは出ないほうがいいのでは」


とワタクシだけ引き返しました。
すると……


「えっ?」




なんと、師匠夫妻、お弟子さんなど総出で
ワタクシたちの結婚おめでとうパーティの
準備をしているではありませんか!


「なんで帰ってきた!?」


慌てる師匠。凍りつくワタクシ・・・すみません(汗)。
実は団体さんが入るというのも会わせたい人が居るというのも
我々をどこかに出掛けさせないための口実で
サプライズパーティを企画してくださっていたのでした。
感涙なみだなみだ・・・。
そんなわけでその夜は
師匠夫妻および恒月会の皆さんが集まってくださって
我々の結婚を祝ってくださいました。
函館といい沖縄といいホントに
愛とやさしさに恵まれた旅となりました。




月曜日はゆっくり起きて
恩納村の『呼夢ランド』へ。
『呼夢ランド』の上江田さんとひさびさの再会。
ネットで話しているから久しぶりのような気もしませんが(笑)
三線談義、ネット談義などに花を咲かせました。
帰りには活気のある恩納の道の駅に立ち寄り
ぜんざいをパクリ。
沖縄のぜんざいは氷ぜんざいなので
冬にはどうかと思いましたが
ちょうどいい暖かさだったので美味しく頂きました。



帰りがけ駐車場でへんてこなクルマを発見。
なんと天井に植物が!
ある意味究極のエコカー
いや、エコなのかなんなのかまったく判りませんが
とにかくユニークであることは確か(笑)。
オーナーの「ドヤ顔」が印象的でした(笑)。


夜は師匠宅で晩御飯。
ずうずうしいとは思うのですが
何しろ師匠の奥様料理が大変上手なのです。
このところにゅうめん(汁そうめん)に凝っているようで
沖縄そばよりもさっぱりしていて食べやすい。
トッピングはフーチバー(よもぎ)とスーチカー(塩豚)
を乗せていただきま〜す!



そして食後はたっぷりレッスンとユンタクをして
おやすみなさ〜い。


火曜日は朝から糸満へ。
FMたまんの番組『民謡10時ゆっくい』に出演。
糸満はワタクシの唄『足テビチの女』を
リクエストしてくれる方が多い地域らしく
よくFMたまんではかけてくれているようです。
今回久しぶりに生出演することができて
数曲唄わせていただきました。
みんな聴いてくれたかなあ。
パーソナリティのおねえさんが
見たことあるなあと思ったら
同じ沖縄民謡保存会の先輩でビックリしました。
クリクリっと可愛らしいおねえさんです。
男性は大湾パークーさんという
地元で司会などで活躍されている方です。
楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ラジオって楽しいなあ〜。



ラジオパーソナリティのさっちゃんと待ち合わせして
今帰仁のヒーリングビレッジ『魂喜村』というところへ
連れて行ってもらいました。


「魂が喜ぶって大げさな」


と思っていたらホントに魂が喜ぶ場所だった!
ってくらいにいいところでした。
国道から今帰仁の複雑に入り組んだ田舎道を入っていくと
山の斜面の開けたところにその場所はありました。
正面に羽地内海、その先に古宇利島を臨み
海底まで太陽の光が差し込んでのサンゴまではっきりと見える
素晴らしいロケーション。
これは喜ぶわ、魂。
さっちゃんは「パワースポット」と呼んでいましたが
確かに古代は御願(うがん)する場所だったのではないか
という印象を持ちました。
とても原初的で精神的な存在の感じました。
ここはいい。




内地から移住したご夫婦がこの『魂喜村』を営まれています。
「ヒーリング」とか「スピリチュアル」とか言うと
胡散臭さを感じる方も居ると思いますが
ここはそういう匂いは皆無。
ごくナチュラルでソフトご夫婦の応対が
とても心地よいです。
そこで遅めのランチに自家製窯で焼いた
超美味しいピッツァとパンを頂き
ゆったりと唄わせて頂きました。






ああ〜楽しかった。
沖縄に来るとどうしても
民謡や自分のプロモーションなどで
バタバタとしてしまいがちなのですが
久しぶりに沖縄に来てゆったりとした時間を
堪能した気持ちになりました。
『魂喜村』オーナーご夫妻ありがとうございます!
また集まって頂いた皆さんありがとうございます!
ステキな場所に連れて行ってくれたさっちゃんありがとう!


帰りがけは古宇利島に立ち寄り
素晴らしい夕日を拝んで帰りました。
ああ、魂が喜んだ一日でした。



そして最後の夜は師匠宅でフーチバージューシー。
ジューシーは雑炊のこと。
沖縄の美味しいものを食べまくった最後の夜に
ふさわしい、胃にやさしい(笑)晩御飯でした。


そんなわけで今回の沖縄も
出会いとやさしさと発見に満ちた5日間でしたとさ!
次に行くのは6月頃かな。
みんな待っててね〜。


※『魂喜村』のオフィシャルサイト