四国ツアー!

hacchaki2012-12-30

四国に行ってきました。
と言ってももうかれこれ1ヶ月のことです。
あっという間に時が流れていきます。
師走だからとくにね。
というわけで四国ツアーの思い出をザザーッと。


11/29(金)。
飛行機のチェックインでドタバタ。
青葉台の頃と違いドアツードア40分で
空港に着くので余裕で出かけたら
チェックインがスムーズに行かず。
今回はチケットを先方に購入して頂いて
そのお知らせをメールでもらった。
そのメールにある予約番号でチェックインすれば
よいのかと思えばさにあらず。
その予約番号を元に航空会社のサイトから
バーコードを取らなければならないのだが
それには航空会社が発行したバーコードか
チケットを購入したクレジットカードの
会員番号および暗証番号が必要になる。
当然自分のクレジット購入したわけではないので
カード番号など判らない。
そうなると手続きがややこしくなって
自動チェックイン機が使えず
有人カウンターに行って
本人確認と書類記入が必要になる。
う〜ん、便利なんだか不便なんだか。
昔のようにチケットを取って送ってもらうのが
一番スムーズだなあとか思ったり。


そんなこんなでやっとチェックイン出来たと思ったら
搭乗口がものすごく端の方でめっちゃ走らされたり・・・。
まあこんなもんですよ、いつもいつも。


高松空港からは。
今回の四国ツアーをコーディネートしてくださる
小田さんと空港で合流して一路高松市街へ。
そして、『高松御殿』での初ライブ!


『高松御殿』、お店の名は以前より知っていたけれど
やっと訪れることが出来ました。
小田さんを始め四国の三線愛好家の方が
来て下さって楽しく唄うことが出来ました。
お店も広くて音響がしっかいしていてイイ!
お店のスタッフのなっちゃんさんが
島太鼓で盛り上げてくださいました!


まかないにはクジラの刺身を含む盛り合わせやら
常連さんオススメの魚のマース(塩)煮やら♪
そしてお客さんたちと楽しくゆんたくして
松山の夜は更けたのでした。


さらに驚いたのは
お店を出たのが午前2時そこから
「もう1軒行きましょう!」と。
そこまでなら普通なのですが
行った先が……


うどん屋


しかもその時間に満席!


恐るべし「うどん県」!


さすがにお腹がいっぱいだったので
味見する程度でしたが。
「明日も朝うどんしましょうね!」
ええええ!?朝からうどんですか??
どうやら香川県ではフツウのことらしい。
そういえば映画『UDON』でもそんなシーンあったなあ。









というわけで翌朝は10時に
小田さんに迎えに来ていただき
朝うどんですよ。
やっぱりうどん屋は朝からやっているし
人もいっぱい。
『上原屋本店』というところでした。





さぬきうどんの特徴は一般的に
「コシの強さ」
にあるようです。
たしかに


「胃の調子悪いし、うどんにしとくか」


みたいな時に食べる感じではない。
かなりごっついです。
小麦の歯ごたえとそこから来る旨みを
味わいながら食べる感じです。
地元の人はあまり噛まないらしいんですが
やっぱり噛んじゃいます。好きにさせて(笑)。
ここの「高野豆腐の天ぷら」が美味かった♪
でもね、サイドメニュー食べ過ぎるのは危険です。
せっかくのヘルシーなうどんも
意味なくなるし
きっと1軒では済まないはずだから……。


で、腹ごしらえした後は丸亀城見物。
石垣の美しさで有名らしい。
エッジの効いた石群が
整然と並びそびえる様は確かに美しい。
石垣フェチにはタマリマセン。
天守閣まで登ると
瀬戸の島々や讃岐平野が一望できる。
讃岐富士もポッコリとその姿を見せている。
城っていいなあ。
昔の殿様たちは毎日この景色を眺めながら
暮らしたわけですな。
そりゃ〜豪気なもんだ。





さて、一路松山に向かいます。
以前から思っていたんだけど
高松だの松山だの高知だのって
字が被っていて覚えにくい。
すぐどこがどこだかゴッチャになってしまいます。
それはともかく松山。
途中でもう一回うどん食っとくか!ってなもんで
もうこの頃になるとうどん攻めにも慣れて来た♪
『山縣屋』という、通算3軒目のうどん屋
大根おろしとしょうゆだけで食べる
シンプルなうどんに定評があるお店。
確かに美味い。
だしで食べる以上に
大根おろしの辛味によって
小麦の甘さが引き立つ。
う〜ん、うどんの世界も深いのう。



そして、松山。
ライブ会場は『ナマステ食堂』。
東神奈川にあり、友人であるゴピ、エリ夫妻の経営する
ネパール料理の店なのです。
ここのネパール料理はとても美味しい!
松山でも大繁盛しているということで
たべログでの評判もとてもいいのです。


早めに松山に到着したので松山城に登る。
ロープウェイかリフトを使って登る本格的な山城。
リフト楽しい♪
しかしお城というのはつねに景色のいいところに
あるものですね。
丸山城に引き続き殿様の気分を豪気に味わいつつ
夕暮れに松山城下の風景を堪能。






ライブは昨晩の沖縄料理屋さんとは違い
ネパール料理屋ということで
お客さんも手探り的な雰囲気でしたが
最後はみんなでカチャーシー
みんなでいっぱい福を呼び込みました♪


その晩はゴピ夫妻の家に泊めて頂いたのですが
これが古民家でステキ。
広い土間があってスペースもゆったりしていて。
なにしろネパール人の従業員を9人住まわせても
まだ余裕があるのだから羨ましい。
田舎暮らしを堪能している様子が微笑ましかったです。








2日(日)。
あいにくの雨模様。
ゴピ夫妻&あっくんに別れを告げて出発。
まずは道後温泉へ。
修学旅行以来、懐かしい。
こんなに小さかったっけか。
前週に「横浜みなとみらい万葉倶楽部」に
行ったばっかりだからよけいにそう感じる。
温泉街を散策してお土産物を購入した後
いよいよ最後のライブ地、
そして龍馬さんのふるさと、高知へ。



高知では、市内在住の小田さんが
Youtubeで『足テビチの女』の動画を見つけて以来
ちょっとした『足テビチの女』ブームが。
今回の四国三県ツアーは小田さんのご尽力により実現したもの。
小田さんの行きつけの沖縄バーのマスター外山さんも
足テビチの女』にはまり
お店で三線弾きながら歌っているうちに
お客さんたちも覚えてしまったのだそうで(笑)。
本当にありがたいことです。
そんなわけで高知ライブはアウェイであって
アウェイでない、テンションの高いライブになりました。
みんなで「あしてびぃぃちあしてびち♪」と唄い
みんなでプチプチダンスを踊り
ワタクシのギター伴奏で外山さんが唄い
最後はみんなでカチャーシー
地元の三線愛好家の方たちに
島太鼓など手伝っていただいて
本当に楽しく唄わせて頂きました!
そしてこの『足テビチの女』が愛された街、高知にて
CD『足テビチの女』が売り切れしたのでした!
1200枚、3年3ヶ月目の完売、感無量でありました。


ライブの後は打ち上げを用意していただいて
足テビチの女』普及の立役者、Tさんの店『バー・ニライカナイ』にて
福岡出身のTさん自慢の水炊きに舌鼓み!
たくさんの方とお話も出来て幸せな夜でした。



翌日は、地元の方に案内して頂き高知観光。
高校時代修学旅行で来たときには
坂本龍馬などまったく興味なかったのですが
ここ数年の幕末ブームでぜひ訪れたかったのが
龍馬の生まれた街、高知であります。
というわけで
その名も「龍馬が生まれた街記念館」へ。
銅像の龍馬さんと記念写真を撮り
館内でガイドさんから幼少期の龍馬の逸話などを伺い
大河ドラマ龍馬伝』の配役で説明してくれるのでわかりやすい)
そして龍馬の生家後へ。
現在はビルが建ち記念碑があるばかりですが
この地であの幕末の大人物坂本龍馬が生まれたのか
と思うとグッと来るものがありました。






そして山内一豊徳川家康から
土佐の国を下され築城した名城高知城へ。
当時その一帯は腰まで沈むほどの湿地帯だったという。
そんな場所にこれだけ立派な城を建てるのだから
戦国武将と言うものの力はすごい。
もっとも、もともと長曽我部氏の国だったところへ
乗り込んで行った山内一豊
終始長曽我部派からの反乱におびえていたというから
頑強な城つくりも単に権威を誇示するため
ということでもなかったらしい。
なんにしても素晴らしいお城でございました。





そして、旅の最後の食事、ランチは
ひろめ市場でお魚三昧!
やっとありつけましたよ〜カツオ!美味い!
食べなれた地元のTさんは刺身が美味いというけれど
やっぱりタタキがサイコウ!
藁の香ばしい香りがカツオに移って風味満点!
こんな美味しいカツオ食べたのは生まれて初めてでした。
そのほかにも新鮮な魚介がたくさん食べれて
ひろめ市場はまたすぐにでも行きたくなるような
魅力に溢れていました!





そうして満腹になった腹をさすりつつ
空港まで送っていただいて
飛行機に乗ること50分。
四国4日間のツアーは終了したのでした。
このツアーをコーディネートしてくださった小田さん、
各お店のスタッフの皆さん、
ライブに足を運んでくださった皆さん、
足テビチの女』を広めてくださった外山さん、
本当にありがとうございました!


今年は北海道、名古屋、京都、福岡、香川、愛媛、高知と
関東以外では7つの都市に行くことができました。
来年はもっといろんなところに行って
いろんな人と出会いたいと思います。
出不精の田所ですが
お声かけ頂けたらすっ飛んで参りますので
どうぞよろしくお願いいたします!