追悼ロビン・ウィリアムス
ハリウッドで一番好きな名優ロビン・ウィリアムスが亡くなった。
ロビン・ウィリアムスを知ったのは『ガープの世界』。
内容も衝撃的だったが大好きな映画。
キテレツな登場人物たちに揉まれながら
懸命に生きる平凡な男の姿を若きロビンが熱演していた。
『グッドモーニング・ベトナム』
『レナードの朝』
『今を生きる』
『アンドリューNDR114』
などが特に好きだなあ。
この辺は何度も観たよ。
コメディからシリアスまで幅広くこなす
ものすごく器用な役者さんだし
温かな役柄が多く
そのプライベートの人柄についても
とても評判がよい。
だが、『サタデーナイトショー』などで観る
スタンダップコメディの映像や
アカデミー賞の司会などでは
かなりブラックで辛辣な面を覗かせており
その内面は我々が想像する以上に
複雑な人だったのかも知れない。
後年は悪役にも挑んで既製のイメージからの脱却を
図ろうとしているようにも見えたけれど
あまりピンと来なかったなあ。
その辺りも悩みどころだったのだろうか。
なんてシロウトが憶測でもの言うのも憚られるが(言っちゃってるけど)
とにかく惜しい。惜し過ぎる。
これから老境に差し掛かり
どんな役者になるのか
どんな作品に出るのか
どんな演技をするのか
最後まで見届けたかった(涙)。合掌……。