『黄金の日日』
あ、そうそう。
『黄金の日日』観終わった〜。
なんだこの充実感は。
じつによく練られた脚本で素晴らしかった。
役者さんたちも素晴らしかった。
後半は石田三成役の近藤正臣がよかったなあ。
彼や加賀丈史なんて最近“色物俳優”になってしまっているけど
やっぱりベースはしっかりしているんだなあと再確認。
ホント、カッコよかったのよ。近藤=三成。
前に途中まであらすじ書いて「続く」にしてたんだけど
その後を書かぬままに観終えてしまったので
もうめんどくさいので書かないけど
大河ドラマファンの方は『黄金の日日』必見ですよ〜。
現在の『義経』は観てないからなんとも言えないけど
非常に見ごたえあり。ホントによく出来てますよ、脚本が。
『黄金の日日』で一番特徴的なのは
主人公が架空の人物であるということ。
大河ドラマでノーマルなパターンというと
歴史上の人物を主人公に立ててそこにエッセンスとして
架空のキャラクターが絡んでエピソードを作る。
だが『黄金の日日』ははなっから架空の人物が主人公。
助左はいつの時代にもいるであろう一介の“夢見る青年”に過ぎない。
そこに歴史的な出来事やら人物やらが絡んでくる。
普通はそういうことすると嘘っぽさが出ちゃうんだけど
(野球マンガに長嶋茂雄が出てくる、みたいな感じ)
キャラクター造形と歴史考証がしっかりしているので
まったく違和感がない。
「ありえね〜っ!」って突っ込みのいれどころがないのだ。
これはやっぱり脚本の力なんだろうねえ。
ちなみに脚本は市川森一。
昼のワイドショーでコメントしているときは
変なおっさんだなあと思って観てたんだけど。
なんにせよ全51話を観終えたあとの充実感と
もう助左や石田三成に会えないのね〜っていう寂しさを抱えつつ
全巻を心よく貸してくださったきな子さんに深く感謝。
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そしてワタクシは『新選組!完全版』へと向かうのであります…。
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