アローンライブ

hacchaki2006-10-22

昨日は高円寺のライブハウス『アローン』でのライブ。
ここ『アローン』は定員20名程度のホントに小さなハコだが
オーナーの井上さんは表現について非常に熱い思いを持った人で
その思いに共鳴して多くのアーティストが集まって来る。
井上さんは音作りから証明まですべてひとりでこなす。
リハーサルに時間をかけそのアーティストのメッセージが
最高の状態で来てくれたお客さんの一人一人に届くよう徹底して音作りをする。
だからこちらもボーカルの一語、三線の音色一音に全神経を集中させなければならない。
もちろんそれは当然毎回やらなければならないことだけれど
沖縄料理屋さんなどでやる場合どうしてもそこまで自分でモニターが取れないので
ある程度妥協も必要になってしまう(これは言い訳ですね、そうですね)。
井上さんとアーティストの真剣勝負であり、またお客さんもそこに参加して
三位一体の心地よい緊張感に包まれる30分間のステージなのだ。


そして今のところ沖縄民謡で参加しているのが自分ひとりというのもよい。
他の様々な表現者から勉強させていただくことが沢山ある。
昨日は椎名さんと、酒井ライさんというふたりのシンガーとの共演となった。
ジャンルは違えど、表現者としての姿勢、その表現など
本当に勉強させていただいた。感謝。
「沖縄」とか「沖縄好き」とか、そういうくくりを取り払った所で
自分の「表現」がどれだけ通用するかを試したかった自分には
この上のないステージだと思う。
これからも「アローンライブ」、続けて行きたい。
表現者」としての自分を磨いて行きたい。


来ていただいた方、ありがとうございました!
<曲目>
鷲ぬ鳥節
梅ぬ香り〜スーリー東
ナークニー〜汀間当
白雲節
屋慶名クワーディサー節