そこまでやる理由

hacchaki2006-12-28

沖縄に行ってきますた。
12月の沖縄は初めてだったので
どんな服を着ていったらいいのか?コートは必要か?
などと悩みに悩んだけど
結果的には横浜の10月中旬〜下旬という感じだった。
空港に降り立った瞬間「意外に寒い」と思った。
こちらからすれば全然暖かいんだけど。
七輪を焚いているお店もあったりして。
(七輪ってところがまた風流)


今回もいろいろな人の前で唄ってきた。
そしていろいろな人に尋ねられられた。
「なんでナイチャーのあんたがそこまでやるのか?」
その答えを探しに沖縄に来てるんです、としか言いようがない。
なぜこんなにも沖縄の唄に惹かれるのか。本当に自分でも謎。
「沖縄の民謡は古くから沖縄の人が大事にして来て、今も生活に根付いていて
本土ではそういう音楽というのがなくて、三線の音色にも惹かれて…」
などといろいろな答え方は出来るんだけど
どれも答えの外側をなぞっているだけで
答えの本質を表したものではない。
「前世は沖縄人だったんです」
と答えておけと、沖縄の友氏は言うけれど(笑)
美輪明宏に観てもらったわけでもないしなあ(笑)。
スピリチュアルなつながりということも考えなくはないけど
こればかりは説明しようがない。
説明しようがない、その“なにか”に導かれて
こうして唄っているんだろうなあと思う。
“好き”を説明するって難しいですね。
ひとつ言えるのは「ものすごく強いリスペクト」の気持ちで唄っているということ。
「沖縄人になりたい」とか、そういうこととはちょっと違うような気がする。
例えば異性に恋してその人のことが好きで好きでたまらない。
だけどその気持ちは「その人になりたい」というのは違う。
どんなに愛し合ったところで同化することはできない。
恋愛においては、だからこそ「求め合う」んだろうと思うんだけど。
その気持ちに近い。


自分が沖縄を、沖縄の唄を、まっすぐに愛して
その強い強いリスペクトの気持ちが唄に込められて
聴いている人に伝わったらいいなあと思う。今のところそんな感じです。