『サヨナラCOLOR』
DVDにて鑑賞。
竹中直人という中年オトコの妄想ファンタジー。
リアリティーなどは追い求めていません。
あくまでファンタジー。
そして竹中直人による「原田知世大好き」映画。
そしてそのファンタジーにちょっと共感しちゃう自分に鬱。
(自分が“中年”ってことですかそうですか…)
原田知世を初めて「ステキ」とも思ったし。
ホントにいいです、知世ちゃん。
こんな医者いたらイヤだなあとか
医者はフツーこんなことしないだろうとか突っ込みどころは満載だし、
カメオ出演の人たちは興味ない人にはうざいだけだろうし、
ストーリーは想像通りに進んで行くし、
役者竹中直人の強過ぎるキャラクターが邪魔して
「ああ、これ竹中直人じゃなければなあ」
などと思いながら観ていたのです。
そして「まさか…ちがうよね。」と
予想しつつもそうなってほしくない方向のエンディングを迎えて
「あぁ〜あ。」と思ったのですが、気づけば号泣。
それやっちゃダメだよ〜竹中さん。泣いちゃうよそんなことしたら。
ホント、精神状態が最悪なときに映画観ると正しい評価が出来ません。
まあ、正しい評価、なんてたいしたことではなかったりするんだけど。
あくまで個人的なレビューだしね。
そんなわけで、(自分を含む)中年男の妄想に
あえて付き合いたい人にはオススメ。
中学生か高校生のとき、全然モテないのに
クラスのマドンナのなんとかちゃんを危機から救う
ヒーローになる妄想をしたことがあるアナタにとくにオススメ。
(ワタクシはそんな妄想ばかりしていましたYO)
湘南の風景が丁寧に撮られていてグッド。
エンディングのテーマソング、秀逸です。
音楽で泣けます。ホント、いいです。
結果的にけっこう好きな映画、ということです。
やっぱり“想い”は、生きているうちに伝えなくちゃね。
「サヨナラから はじまることが たくさんあるんだよ」
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