2007夏・沖縄…1

8/27(月)沖縄に出発。
時間はあったはずなのにどうして
いつもギリギリに空港に着くのか。
慌ただしく搭乗手続き。
夏休み最後の週末を南国で過ごそうという
家族連れにまみれて機上の人となる。
MDではなぜかアシュケナージショパン。そんな気分。
ピアノの音のひと粒ひと粒まで聴き逃すまいと踏ん張るのが
前日ほとんど寝てなかったので爆睡。


14:00那覇着。2月以来の沖縄。
こんなに間が空いたのは久しぶり。
先着しているHちゃんに迎えに来てもらいレンタカーで北上。
クルマから観る空。青い。高い。
南国特有の大きな積乱雲がもくもくと迎えてくれる。
途中『開鐘屋』という新進の三線店に立ち寄る。
名前が直球過ぎてちょっとアヤシんでいたのだけれど
超シャイな店長さんとお話をすると
三線本来の究極系である開鐘三線の復刻に力を入れている
その情熱が伝わって来て好感。
沖縄の人々にとっての心のよりどころとも言える三線
時代とともに原型を失いなんでもアリみたいな
状況にあることにたいする憂いが
言葉のはしばしに感じられて考えさせられた。
店内に飾られているどの三線も品がよくて趣あり。
何棹か手に取って弾かせて頂いたが
どれも深く丸みのある優しい音色がした。
三線の弦がナイロン製になるまえの
絹糸製の弦の復刻にも力を入れていて
さっそく3セットほど購入。
マイ三線に張ったらどんな音を奏でてくれるのだろうか。
 

沖縄に着いたらまず何を食べるか。
お腹がすいていれば、まずは沖縄そば
空いていなければぜんざい。これがマイルール。
本日は旧盆ウークイということで
休みの店が多いなか
北谷砂辺の『富士屋』は偉い!
ということで氷ぜんざいと塩せんべいを食らう。
金時豆の甘さと塩せんべいのしょっぱさ
そして氷の冷たさが心地よい。


「沖縄に来た」という実感に胃袋まで浸ったあと
エイサー見学のため先に沖縄入りしていた
我が沖鶴エイサー会メンバーと合流して
その日の宿にチェックイン。
旧盆最終日のエイサーを見ようと与勝半島へ向かう。
<つづく>