ラフテー・ライブ終了!

土曜日は飯田橋のステキな居酒屋『きん助』でライブ。
ワタクシ謹製のラフテーも恒例となりつつあり
出演者が料理も作るライブなんてのは
なかなか貴重だろうと自画自賛しつつ
楽しく唄わせて頂くことが出来ました。
今回はオリジナルが2曲入り
それぞれ1部、2部の最後に持って来たのですが
オリジナル曲はあえて民謡から離れたアプローチをしているせいか
オリジナルのインパクトというのが結構あるようで
ライブの構成的には考えて行かなければいけないなあと思いました。
今後オリジナルが増えて行くと仮定すると
オリジナル曲を唄う自分と沖縄民謡を唄う自分とで
別名儀にするか、などといろいろ検討中。
まあ、とりあえず曲作っていかないことにはね。
同時に民謡ももっと力を入れて勉強しなければ。
まだまだ唄い足りない。完成なんてほど遠い。
もちろん「今」の自分を聴いて頂くしかないんですけど。
どれだけ生々しく唄えるか。
リアルな感情を聴く人の胸に届けることが出来るか。


『きん助』ライブは完全なアンプラグド。
つまりマイクやアンプは一切ないのですがこれが心地よい。
うまくいくと店内の空気すべて自分のものにして
聴き手の心にダイレクトに唄を届けることが出来る。
その手応えがすごくよくわかる。
奇しくも前日『たいよう食道』ライブでは
10Wのアンプとボーカルマイクを立てて唄い
マスターから「生声のほうがいいのに!」とさんざん言われた。
正直喉の調子もよくなかったので
アンプに頼らざるを得なかったのですが
状況が許せばやはりアンプラグドがよい。
逆に言うとアンプラグドで来て頂いている皆さん全員に
唄がちゃんと届く、そのくらいのキャパが理想なのでしょう。
アンプラグドはごまかしが効かないシビアな世界だけど
勝負するだけの価値はあるんだなあ。
2日間のライブでそのことをつくづく感じさせられました。