『マイナス・ゼロ』広瀬正

バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』を観たら
広瀬正著『マイナス・ゼロ』が読みたくなった。
この本は小学校の先生が薦めてくれて読んだのだが
日本が世界に誇るタイムマシンものの最高傑作だと思う。
何度読み返しても、読み返すたびに
そのストーリー・テリングの素晴らしさに鳥肌が立ったものです。
タイムパラドックスという難題も鮮やかにクリアしながら
数々の伏線が散りばめられた物語が最後にひとつの線となって
収束するさまは本当に素晴らしい。
作者が早逝されたことが悔やまれます。
誰か真面目に映画化して欲しいです。

マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)

マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)