こころざし

hacchaki2008-10-18

昨晩は2年前まで勤めていた会社の先輩と
ひさしぶりにお会いしますたin渋谷。
先輩もこの夏にフリーランスになって頑張っておられる。
「フリーとしてやっていくには」
みたいな話をふたりでしていてすごく共感出来たのは
「クオリティーの高い仕事を積み重ねていくしかないよね」
人に喜んでもらえる仕事を積み重ねて信用を
つかんでいくしかないということ。
ホントにそうだよなあ。
「“志”を持って仕事がしたい」
という先輩の言葉に深く頷いたのでした。


       「志」


いい言葉だなあ。
先輩!フリーランス同士頑張りましょうね〜。
いい仕事しましょう!


そういえばクルマで渋谷に向かう途中
(電車に乗りたくなかったがために高額の駐車料金を払うはめに…)
炭焼きの仕事をされている原○○さん(名前失念)が
ラジオでお話をされていてすごく面白かった。
この方は若くして一年の大半を信州の山中の炭焼き小屋で
炭を作りながら過ごしている。
自分が「炭焼きで飯を食って行きたい」と言ったときに
周囲からぼろくそに反対されたそうだが
自分の信念を貫き今では本まで出して全国にファンがいるそうだ。
「今の子供たちは夢がないというけれど
子供たちの夢にブレーキをかけているのは大人たちです」
そう言い切る原さんは全国の小中学校で講演して
「夢を持つことの大切さ」を子供たちに話すのだそうです。
そうすると子供たちは目をキラキラさせて
自分たちの将来への希望を語り出すのだそうです。
なるほどね〜。
「もっと現実的になれ」
「そんなんで食って行けるのか」
そんなこと言われたら子供の夢は萎縮して
「じゃあ公務員目指します」
って言うしかなくなっちゃうよね。
(公務員が悪いということではないですよ
安定しているという意味で。念のため)
「夢を持つって素晴らしいことなんだ」
って子供たちに自分の体験から教えてあげられる、
そんな原さんはめっちゃカッコイイ。


「子供の夢の後押しをするのが大人の仕事」
「金の蓄積より技術の蓄積」
「子供から見てカッコイイ大人でありたい」
こう原さんはおっしゃってました。
「山の中で炭焼きながら暮らしてると
サプライムローンも金融恐慌も関係ないんですよ」
と笑う原さんはなんだかとてもステキでした。
おいらもカッコイイ大人になりたいぜ!