沖縄旅行記1日目

午後4時頃那覇空港着。
思ったほど暑くはないけれどやはり暖かい。
レンタカーを借りて北上。
おもろまちで沖縄の友どのと2年ぶりの再会。
沖縄の友 「太ったんやないかい?」
ワシ   「太ったんとちゃう?」
まあ、どっちもどっちや。会うたび言ってるし。
ワシ   「最近沖縄で美味しい所とかないの。」
沖縄の友 「『サムズカフェ』か『ピザハウス』へ行ったらどうや?」
そうか、肉ええな。「サムズカフェ』の雰囲気も独特でええし。
さらに北上、一路北中城へ。
で、ステーキディナーですよ。
300グラムのサーロインステーキに
ライスとサラダとスープがついて1350円。安っ!
そらペロリですわ。ペロリンチョですわ。


腹を満たしたら民謡スナック『絹の家』へ。
もう沖縄と言えば『絹の家』。
美ら弾き三線、シブい美声、そして民謡ギターの名手
津波恒英先生のお店です。
クルマを降り立ち店の前に立つ。
アヤシゲな外観、う〜ん、これこれ。
門をくぐって玄関まで行くとソファーで
マッタリしている奥様が見える。懐かしいな〜。
「来ました〜。」
「ああ、田所さんね〜?」
奥で用事をしている先生を奥様が呼んでくれる。
「横浜から田所さん来たよ〜。」
「おう、来たか!」
この温かさがなんとも嬉しい。


嬉しいことに(と言ったら失礼なんだけど)
お客さんがひと組しかいなかったので
先生ともたっぷりユンタクが出来て。
「よし、じゃあ唄うか。」わっほ〜い♪
先生がギターを担いでワタクシがステージに。
『梅の香り』『浜千鳥節』『本部ナークニー』
そして先生の曲『金武湾月夜』。
う〜ん、気持ちいい!
先生も気分よさげ(だと思いたい)。
奥様はステーキをたらふく食べて来たわたくしたちに
もっと食えとソーキ汁とご飯を(笑)。
しかしこれが美味ーうまー!
奥様の料理はいつも繊細でホントに美味しいのです。
ペロリと食べちゃいましたよ。太るな……。


そして今回の旅の第一の目的。
「先生、もっと唄の勉強したいんですが。」
「おう、いいことだ。」
「先生に習いたいんですよ。」
「習えばいいさ〜。」
「先生の弟子ってことで。」
「おう、いいぞ。」
津波恒英の弟子と名乗らせていただきます。」
「別に構わんよ。」
「先生の名前で悪いことしたり。」
「それはやめてくれ。」
というわけでめでたく弟子入りを果たしたのでした。


そんな感じで楽し過ぎる第一夜を過ごし
那覇のホテルにチェックインしたのはすでに午前3時でした……。