ピアノレッスン

hacchaki2009-06-10

きのうボーッとテレビを観ていたら
アメリカのとあるピアノコンクールで
辻井伸行さんという全盲の青年が優勝したとのニュースが。
彼の演奏シーンが流されていたが、す、すごい!
ほんの数十秒の映像でも鳥肌が立つくらいスゴかった。
ひとつひとつの音の粒がものすごく立っていて
まさに“繊細かつ大胆”そして自由に鍵盤の上を指が駆け巡る感じ。
何より「ピアノを弾くのが楽しい!」という彼の思いが
画面を通じてヒシヒシと伝わって来る。すごいな〜すごいな〜。


1歳半からピアノを弾いていたという彼のような人間を
「天才」とひとくくりに呼んでしまうのは簡単なことだけど
ご本人の努力もハンパなものではなかっただろうし
周りの人の協力も並大抵のものではなかったでありましょう。
「天才の99%は努力である」と言ったのは
エジソンだっけ?チャップリンだったか?
それはともかく辻井さん、まだ20歳という若さ。
これからもっともっと進化していくんだろうねえ。
これからが楽しみと言うか末恐ろしいというか
ぜひ生演奏を聴く機会を得たいと思います。
ワシもガンバラネバ!!


【ニューヨーク7日時事】
テキサス州フォートワースで開かれた
第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで7日、
全盲辻井伸行さん(20)が日本人として初めて優勝した。
中国人ピアニストと並ぶ第1位だった。
1962年から原則4年に1度開催されてきた同コンクールで、
日本人が決勝に残ったのは69年に準優勝した野島稔さんら以来40年ぶり。
辻井さんの最終演奏曲はリストのハンガリー狂詩曲第2番だった。
辻井さんは東京都出身。生まれつき全盲だったが、
幼少期に音楽を始め、7歳で全日本盲学生音楽コンクール
(現ヘレン・ケラー記念音楽コンクール)ピアノ部門1位を獲得。
その後も国内の交響楽団と共演するなど活動を続けている。