沖縄本2冊
最近読んだ本。
花村萬月著『沖縄を撃つ』。
「不良おじさん沖縄へ行く」といった趣き。
ツボクラ大将をイメージしながら読みました。
「沖縄=楽園」幻想を鼻で笑いダークサイドへ
引っ張られていくレポートは痛快ですが
もうちょっと深いところまで踏み込んで欲しかったです。
ものごとにはなにごとも裏側の面があるけれど
ダークサイドにもまた裏側があると思うのです。
- 作者: 花村萬月
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
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江戸〜明治〜昭和初期の沖縄と日本との関係を
何人かの人物に焦点を当てながら考察していく。
出典資料も豊富でとても面白かった。
沖縄の魅力に惹かれて訪ねていく
「まれびと」はいつの時代にもいて
その時代ごとにそれぞれの沖縄と対峙している。
そのさまをあぶり出すことで当時の沖縄
そして今の沖縄が見えて来る。
久しぶりに読み応えのある「沖縄本」。
- 作者: 与那原恵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/01
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