稽古話

きのうのレッスンより新人賞を受ける方の
ビデオ撮影が始まりました。
ワタクシ及びうちの会が属する沖縄民謡保存会では
内地の方が受ける新人賞はビデオ撮りしたものを
本部に送って審査していただくのです。


(ご存知ない方のために。ここでいう新人賞というのは
沖縄民謡の各流派ごとに設定された、いわゆる「初級試験」のようなもので
レコード大賞新人賞」というたぐいのものとは性質が異なります)


ワタクシ自身今まで昨年まで会に属していなかったので
こういった経験は初めてであり
つまり生徒さんには当然初めての経験で
やはりカメラの前で唄うとなると緊張もするし
なかなか普段唄っているようにはいかないわけで。
それでも他の会のように沖縄に行って先生方の前で唄うことを思えば
ずいぶん気分的にも、またコスト的にも楽なわけです。
まずは最初のステップとして負担は軽く間口を広くという
我が会の方針はありがたいことであります。


どんな芸事も修練の道のりは楽なものではありませんが
「練習は厳しく、本番は楽しく」
でのびのびとおおらかに「唄う喜び」を感じながら
唄って欲しいなあとおもいます。