行ってきました その1

hacchaki2012-09-24

9/13(木)〜19(水)と
沖縄に行ってまいりました。
今回は「沖縄民謡保存会選奨の祭典」に
敬絃会メンバーとともに参加するための
渡沖だったのですが
なんと台風16号の直撃をくらい
そのおかげでなかなか印象深い7日間となりました。
そのダイジェスト版を備忘録として書き残します。


■13(木)
18時半那覇空港着(SKY)天候晴れ。
敬絃会メンバーゆうこりんと合流。
レンタカーを借りて(三菱コルト)
名古屋支部のスーちゃんを拾う。



晩ご飯はどこにしようかいろいろ悩んだ末
いつもの58沿い『三笠』へ。
そしていつものちゃんぽん。
沖縄のちゃんぽんは麺類ではなく
ご飯の上にコンビーフハッシュ
炒めた野菜の卵とじが乗っている。
これが美味い。
沖縄に来たら一度は食べたくなる。
「沖縄まで来てちゃんぽんかい!」
って言われるけど内地にはないのよ、これ。



波の上の『Jeff』でお茶していると師匠の奥様から電話。
台風が直撃する可能性が高まり
祭典をどうするか審議中であるとのこと。
「今那覇なんでもうすぐそちらに向かいます」
「えっ?あんた沖縄に居るの?」
「えっ?」
昨日も師匠に話しましたけど……。
いつものことなので驚かないけど(笑)。


というわけで師匠の店兼自宅『絹の家』へ。
那覇からクルマで夜なら40〜50分の
沖縄中部、沖縄市与儀にある小さな民謡スナック。
今回もこちらに泊めていただいて
祭典の準備やお手伝いなどさせていただく。


この時点で16(日)の祭典は中止決定。
18(火)に延期とのこと。
敬絃会メンバーは1人を残して
18日に帰らなければならないので
本番に参加することは出来ないことに……。
この数ヶ月間ずっと祭典のために練習してきたのに。
しかし自然には逆らえないのでどうしようもない。
みんなの残念そうな顔を思い浮かべながら眠りにつく。


■14(金)
8時起床。
沖縄で初のウォーキング。
渡口交差点経由で泡瀬海岸へ。
普段クルマでしか移動しない沖縄なので
初めて師匠の家周辺の様子を知る。




『絹の家』に戻りシャワーを浴びて
浦添のコミュニティラジオ「FM21」へ。
いつも快く迎えてくださる石川社長。
「毎週5回は『足テビチの女』かけてるよ」
ありがたいことです。
パーソナリティ小鍋悠さんと楽しいトーク
ナマで『足テビチの女』を唄い
『恋はプチプチ海ぶどう』のデモ音源をかけていただく。


ラジオ出演を終了しお腹が空いたので
那覇に向かい以前から気になっていた
那覇港『波布食堂』へ。
人気店らしく列が出来てるが
回転が速いのかすぐに席を確保。
周囲の人が食べているものをみて驚愕。
「盛りが、ハンバねえ!」
田所は野菜炒めがこんもりと盛られて
大変なことになっている肉そばを選択。
合流したタクちゃん(敬絃会・沖鶴)はカツ丼。
肉が折り重なってます。
奥さんは余りお腹が空いてないなどといって
フツーの沖縄そばを(クルマの中で大福を食べた)。
肉そば、麺にたどり着くまで20分かかりました……。
もちろん美味しかったけど……苦しい。




膨れた腹を押さえつつ
寄宮『三味線乃店 親泊宗康』へ。
こちらの三線は本当に美しい。
お父さんも元気そうでひと安心。
お父さんと息子さんとふたりで黙々と三線制作に
打ち込む姿がなんとも素晴らしい。
沖縄に来ると一度は立ち寄りたくなる場所なのだ。
今回は素晴らしいお土産までいただいてしまった。
接着剤が付着して売り物にならない三線を1丁。
でも音はちゃんと鳴るしなんの問題もない。
大事に使わせて頂きます(感涙)!


午後あたりから湿った風がかなり強まって来て
ときどき小雨もパラつく。
台風の襲来を予感させる。
15時、後着の敬絃会メンバーと合流。
恐らく観光などもまともに出来ないであろう状況を考えて
初沖縄である新人ふたりを南部に連れて行くことにする。
いきなり戦跡は重たいけれど
やはり沖縄の芸能と関わる上で
避けては通れない場所だと思い
平和の礎(いしじ)に案内。
斎場御嶽(せーふぁーうたぎ)にも
連れて行ってあげたくて
クルマを飛ばしたけど
世界遺産登録されてから
拝観時間が決まっているらしく
もう拝観終了後だった。残念。


で、きびすを返して那覇に戻り
(しかし那覇周辺の渋滞は相変わらず)
とまりん近くの『軽食ルビー』へ。
ここで民謡の勉強のために横浜から沖縄に移住し
現在備瀬に住んでいるちーちゃん(元沖鶴)と合流。
けっして軽食ではない晩ご飯をいただく。
ワタクシのフーチャンプルー定食はフツーだったけれど
岸さんのチキン定食がごっつかったなあ。



食事の後はバラバラと降り出した雨の中東町『島思い』へ。
いわずと知れた大城美佐子御大の店。
美佐子先生ご在店で楽しくユンタク(おしゃべり)。
高知からFBフレンドの小田さんも来店して
楽しいひと時を過ごしました。
生徒さんはナマ美佐子先生に大興奮。
お願いして『白雲節』を唄っていただきました。
いつ聴いても鳥肌が立ちます……。
そして最後にはイセエビのお味噌汁までいただいて
幸せな夜は更けていくのでした。