沖縄で年越し(前編)

hacchaki2013-01-14

晦日〜8日の行程で沖縄に行ってまいりました。
5(土)に行われた我が師匠津波恒英先生と
そのお父上である津波恒徳先生の親子リサイタルに
参加するための渡沖でした。
なかなか濃い時間を過ごしてまいりました。
とりあえず沖縄は暖かかったのでした……。


31(火)
年越し蕎麦を羽田で食べて
18時那覇空港着。



やはり沖縄は暖かい。
寒さでこわばっていた筋肉が
一気に緩むような感覚。
レンタカーを借りて
一路師匠のお宅である『絹の家』へ。
すると今度は年越し“ソーキそば”が待っていた♪



『絹の家』はいつもと変わらず。
リサイタル前ということで
お正月ムードもそこそこに。



大阪から来られている知り合いのご夫婦が
うるま市に来ているということで
師匠宅を抜け出してクルマを走らせる。
まったく知らないお宅に上がりこんでご夫婦と再会。
すき焼きまでご馳走になる。



カウントダウンはうるま市役所前の“かっしん太鼓”で。
お店に帰ってユンタクしてグンナイ。


1/1(水)。
明けましておめでとうございます。
師匠の奥様(絹代ママ)が作ってくれた牛汁で年明け。
ようするに豚汁の牛バージョンだけど
これがまたとっても美味しい。



リサイタルの準備や来客でお店はバタバタ。
夕方時間が出来たのでウォーキングしました。
これが今回たった一度のウォーキングになろうとは……。
動画を撮ってフェイスブックにアップしたら
そこは幽霊所(ゆーりーどぅくる)だったようです、あきさみよー。



1/2(水)快晴。
半袖で過ごせるほどの陽気。
裏のバルコニーでまったり。
9月に来たときに台風にあった樹は
枝を落とされてすっきりしていました。




夜、師匠がお出かけするというので運転手に。
なかなかふたりでゆっくりお話する機会がなかったので
弟子としては嬉しい限り。
なじみのお店にリサイタルのチケットを
届けるということでしたが
師匠も少し息抜き出来たようです。


そしてお店に戻ってみると
みんなはトランプで盛り上がっていました。
正月ですな〜。




1/3(木)。
昨日から一転して小雨パラツク沖縄。
津波恒徳、恒英両先生がラジオ出演ということで
糸満にあるFMたまんまで運転手。
これは重責です!
恒徳先生には3年ぶりにお会いしたけれど
御歳86とは思えないほどお元気!
「耳が遠くなった」
と言っておられたけれど
まだまだ現役という感じで嬉しくなりました。
ラジオ番組は2時間。
おふたりの沖縄民謡に関するトーク
リサイタルの宣伝、そして生演奏!
一緒に唄わせて頂いて超至福のひとときでした!




ラジオ出演のあとはひめゆりの塔まで車を走らせ
塔の向かいにある食堂で沖縄そば



恒徳先生はそばを待つ間も
ジッとしておらず
ひめゆりの塔を見てくる」
とすっくと立ち上がりすたすた歩き出す。
心配なので後ろをついていくと
ひめゆりの慰霊塔の前に立ち尽くし
「昔来た時と変わってないな」
としばし感慨にふける。
30年以上前に一度訪れたのだそうです。
そうしてしばらく時間を過ごしたあと
またすたすたと食堂へ。
恒英先生いわく
昔からジッとしていられない性格だそうで
いつも歩き回っているし好奇心も旺盛。
それが若さの秘訣なんだなあ。


夜は大阪から三線友だちの祐太くんがご来店。
恒英先生が別の接客をしていたので
先生の唄を聴かせてあげることは出来なかったけれど
唄遊びしたりして楽しい時間を過ごしました。
昨春頃は独学しながらいろいろ悩んでいた彼も
今は自分に合った先生と出会って
グングン腕を上げているところです。
若いからあっという間に覚えるよね〜ウラヤマシイ(笑)。


後編に続く……。