第10回沖縄民謡保存会選奨の祭典(後編)

hacchaki2013-10-04

田所とその門下生は現在
「沖縄民謡保存会」という団体に所属しています。
今回、わが田所ヨシユキ民謡研究所(通称「横浜敬絃会」)は
毎年行われる選奨の祭典」という沖縄民謡保存会最大の祭典に
ワタクシのオリジナル曲
足テビチの女』〜『恋はプチプチ海ぶどう』メドレー
で参加することとなりました。
選曲に当たってはいろいろと葛藤がありました。
既存の民謡曲ではないオリジナル曲での参加、
曲調も民謡調ではない、などなど。
しかし師匠が快く許可して下さったこと、
第10回という記念大会を
盛り上げるための一助となりたい
生徒さんからも「やりましょう」の声を頂いたこと
などによって思い切ってチャレンジしました。
やるからには見る人を圧倒するような
有無を言わさぬ完成度のものをやらなければ
ということで5月の『湘南三線のど自慢大会』以降
この祭典に向けてメンバー一丸となって取り組んで参りました。


そして9/22(日)あれよあれよという間に
本番のステージ!
弾けました!
やり切りました!
楽しみました!
お客さまにも喜んで頂けたと思います。
(唖然としていた人も居るはず)
メンバー全員がひとつになって
いいステージをやったと思います。
カットされなければTV放映なので
ぜひご覧頂ければと思います。
(田所がひとつ大きなミスをしてますが……)
みんな最高!
打ち上げも楽しかった!
ホント、最高!!







祭典の興奮から明けて23(月)。
師匠が企画して下さって
沖縄民謡の歌碑をバスで巡るツアー。
それぞれの歌碑の前で師匠が唄って下さるという贅沢よ!
そもそもバス旅行って楽しいよね♪


巡った歌碑は
『門タンカー』知名定繁顕彰碑(うるま市川田)
『浜千鳥節』歌碑(うるま市具志川)
『屋嘉節』歌碑(国頭郡金武町
『二見情話』歌碑(名護市二見)
『汀間当』歌碑(名護市汀間)
『安波節』歌碑(国頭郡安波)
『恋し鏡地』歌碑(国頭村鏡地)


師匠の歌に関する解説なども入り
バスの中ではみんなで唄い
修学旅行みたいで楽しかった♪
当然1回では県内すべての歌碑に周り切らなかったので
来年もぜひ企画してもらえたら嬉しいです。










そんな楽しいバス旅行から帰り
夜は初日に慰問で訪れた『寿ぬ館』の城間先生からお誘いを頂き
先生のご自宅のお庭でバーベキューパーリー♪
その先生のお宅がでかいのなんの。
庭に長テーブル10個並べてもまだ
半分以上余ってるってか
一般家庭にフツー長テーブル10個もないよね〜。
美味しいお肉にお料理、そして唄三線
空にはぽっかりお月様。
本当に楽しい夜を過ごさせて頂きました。感謝感謝!




今回の沖縄では毎日ちゃんとウォーキング出来たのが
嬉しかったね〜。
主に泡瀬〜県立運動公園のコースだった。
近所に大きい運動公園があるのはよいね〜。
イヤガオウでもやる気にさせられます。
おかげで沖縄滞在中も体重増加は防げました♪
(だいたい毎回太るんだけど)





24(火)は内地に帰る人も多く。
そんな人を送りがてら那覇へ向かう。
ランチは宜野湾『メキシコ』。
ここはタコス専門店です。
沖縄に来始めたばかりの頃
“沖縄の友”ことケンヤくんに
「沖縄一美味しいタコス屋」
と教えられた店。
たしかに美味しい。
とくに皮がソフトタイプでグッド。
タコス4ピースで500円という安さも嬉し。
みんなでペロリと平らげました。



例のごとく国際通り〜公設市場あたりをうろうろしたり
『三味線乃店親泊宗康』さんに再びお邪魔したり。
一大イベントを終えた気持ちの軽さからか
なんとなく脱力ムードでのんびり。
夜は『絹の家』に戻り師匠夫妻たちと外食に。
お店に戻っては師匠に稽古をつけてもらい
じゅうじつの一日を過ごしました。


そして
25(水)横浜帰宅。


今回は4泊5日の短い沖縄でしたが
未だかつてないほどに充実、そして楽しい沖縄でした。
もう何回沖縄に行ったか忘れたけれど
いろんな方たちとの関わりの中で
熟成されて来た人間関係が
5日間を充実したものにしてくれたことは間違いありません。
そして17人の素晴らしい仲間たちが
ともに居てくれたからこそ
最高のステージ、最高の時間を過ごせたのです。
ホントに感謝感謝感謝です。


さあ、また新しい旅に向かおう!