新型ロードスター発表会

hacchaki2014-09-08

9/4(木)のことですが
新型ロードスター発表会に行って参りました。
世界に先駆けてロードスターファン1200人のみを集めての発表会。
舞浜イクスピアリで行われました。
1989年に第一世代のユーノスロードスター(MX-5ミアータ)が発表されて以来
ずっとロードスターに恋し続けているワタクシ。
1990年にはロードスターが好き過ぎて
マツダ株式会社の社員となりました(笑)。
しかし、入社後すぐに買うのは恐れ多くて
1995年1月、退社直前に社割で購入(買い逃げか)
それから2010年まで第一世代(NA8C)に乗り続けて
17万キロを走破しました。
最後は車検を通す事が出来ず
また引っ越しなどもあり泣く泣く手放しましたが
未だにあの乗り味の楽しさは忘れられません。
そんな田所にとってのセイシュンのクルマである
ロードスターの第四世代へのモデルチェンジ。
それを間近で、世界で最初に観ることが出来るなんて!


錦織圭の準々決勝を観ていたら出るのが遅れて
湾岸すっ飛ばして開場時間になんとか間に合いました。
イクスピアリの広い駐車場はロードスターだらけ!
NA(初期型)もいっぱい。
みんな乗り続けてるんだなあ。
自分も乗り続けたかったなあ。






いささかフクザツな気分になりながら開場を待つ列に並ぶ。
周囲の話に聞き耳を立てると
全国からロードスターに乗って
このイベントに集まっているらしい。
スゴイ!愛されてるぜ、ロードスター
会場内に入る列の途中歴代ロードスターが展示されていて
ますます気分が高揚して行きます。





いよいよイベントが始まると
会場の興奮は一気に高まりました。
そしてカウントダウン!

















第一印象は
「イタリアン方向に振ったなあ」
というもの。
フロントはマセラティ
リアは近年のフェラーリとの類似性を感じます。
ノーズ先端が相当に低いのと
運転席が後退してロングノーズが
強調されているのが印象的です。
会場の皆も正直一瞬戸惑いがあったのではないかな。
初代の「ブリティッシュライトウェイトスポーツ」的な
雰囲気とはずいぶん違ったものに感じられました。
NAからNBへ移行したとき
サイズ的なものは変わらないながら
かなり印象が変わり
NCでNAのデザイン的な回帰がありましたが
今回はかなり大胆に変えて来たなと思います。
でもじっくり観ているとそれなりに
「らしさ」も備えていることが判ります。
ボディのなだらかでふくよかなラインは
なかなかにセクシィ。
とくに前後のフェンダー周りは秀逸です。
NCのときの「NAの21世紀的解釈」から
完全に解き放たれて
まったく新しい地平に踏み出したかのような
デザイン的変革です。


サイズ的特筆すべきは全長、全高がNCよりも短くなり
とくに全長は初代NAよりも短い。
NAのキビキビした走りを求める人には
うってつけですよ、と話をした社員の人は答えてくれました。
ドアの縦方向の薄さ、三角窓の小ささ
フロントガラスが交代して分立っていること

とにかく第四世代の、まったく新しいロードスター
発表の瞬間に立ち会えた事は
25年に及ぶロードスターファンとしては
誠に嬉しい限りです。
マツダさんありがとう!
頑張ってまたロードスターに乗ろう!
でもそのときは、どの世代のロードスターに乗るか
迷うんだろうなあ……。