関西ツアー終了!

hacchaki2016-02-09

29(金)雨
9時横浜出発。
数箇所休憩を入れつつ
15時名張到着。
ちょうど名張市内に
横浜で満タンにしたガソリンのEnptyライトが。
飛ばして来たからなあ。
時間があったので念願の『名張の湯』へ。
冷たい雨が降っているので温泉は極楽じゃ!
しっかり温まってから『かりゆしの灯』へ。
愛知から同門の玉城ユージ先輩を呼んで太鼓をお願いする。
ユージくんは25歳というワタクシの半分の年齢ですが
恒英先生についたのはワタクシより先なのです。
だから年齢は半分だけど兄弟子ということになります。


そんなユージくんの若さあふれるパワフルな太鼓で
いつもと違った雰囲気のライブに。
男×男もいいですね♪


ライブのあとはすっかり酒の入った
ユージくんとお客さんで大盛り上がり♪
ワタクシもギターかき鳴らしてフォークソングを唄い出して
名張の夜はハイテンションで更けて行くのでした〜。














名張の宿はいつもお世話になっているてっくん夫妻の新居。
これが広い!20人泊まってもまだ大丈夫なくらい。
玄関も広い。お風呂も広い。超快適!
横浜でこんな一軒家借りたら家賃25マンくらい行くよ〜。
あまりに快適で住みたくなりました。


30(土)晴れ
朝はゆっくり寝さしてもらって
昼はてっくん夫妻宅で牛鍋。温まった♪
ゆるゆると出発して大阪入り。
途中メッチャ眠かった(汗)


そして夜は『おぼらだれん』ライブ。
侘ちゃんも加わって田所とユージくんと3人で
楽しく唄わせて頂きました♪








宿泊は『おぼらだれん』から徒歩5分の
『グランドサウナ心斎橋』へ。
カプセルホテルだけど個室になっているという不思議な構造で
大浴場も広くてゆったりと眠ることができました。


31(日)晴れ
チェックアウトギリギリまで寝ようと思ったけれど
6時半には目が醒めてしまったので行動開始。
まずはこれまで何度も大阪に来ているのに
行ったことがなかった大阪城へ。
初めて見る大阪城は思った以上に敷地が広大で
しかもかなり高低差があって驚きました。
これだけの建造物を建てて天下統一まで果たすのだから
豊臣秀吉というのはやはりすごいなあ。




















真田丸ブームと言えども早朝だから空いているだろうと思ったら
途中からあっという間に中国人観光客が大挙して押し寄せて
天守閣周辺は大変なことに。
大阪女子マラソンも周辺で開催されるようで
梅林まで眺めて早々に立ち去り
母が生まれた街に行ってみることに。
都島区という大阪城からクルマで10分ほどの街。
しかし母が住んでいた頃の面影などまったくなく
住宅や寺もすべてここ20〜30年くらいに建て替えられて
整備されてしまった街のようで
母に見せるべきものもないなあという感じでした。




というわけでクルマは京都に向けて出発。
大阪から入る京都の玄関口伏見に寄って
伏見稲荷に行ってみたい
あの赤い鳥居の列をくぐりたい。
と思って心勇んで行ったのだけれど
クルマクルマクルマひとひとひとで
駐車場が空かず入れなかった(涙)


あきらめててっくんたちが行っているという
みやこめっせ方面へ。
そこでもクルマを停めることが出来ず
知恩院脇でやっとコインパーキングを見つける。
腹も減って来たのでちょうど近所にあった『天下一品ラーメン』へ。
なにしろ京都発祥のラーメン店ですから。
しかしワタクシには濃過ぎました。
「こっさり(こってりとあっさりの中間)」を頼んだんだが・・・・・・。
若干もたれた胃をさすりながらブラタドコロ。
京都市美術館で「琳派」の展示をおこなっているというので
風神雷神図屏風が見られる!と思って行ったけど
あくまで「琳派」の影響を受けた人の作品展示であって
尾形光琳の作品などはありませんでした。
しかしそれはそれで面白かったのでヨシ。


それから隣のみやこめっせの建物へ。
沖縄物産展が盛大に行われていました。
三線のブースには
沖縄三線組合理事長の渡慶次さんや
埼玉で三線をやられている方など
まさか京都で会える顔ぶれとは思ってなかったので
お互いビックリしました。


そしてひとしきり物産展を楽しんだあと
知恩院脇の駐車場に戻って清算すると
なんと・・・・・・4000円!
さすが京都!観光地恐るべし!
ビジネスホテル1泊分の値段じゃないか・・・・・・。
やっぱりクルマは金がかかるのかなあ。
でも電車はあまり好きではないし。
一緒に乗る人が居れば折半出来るんだけど
単独移動だからなあ・・・・・・。


などともやもやしつつも
夜は『くぼちよ一号店』でライブ。
三線組合の打ち上げも重なり
店内満席で盛り上がりました!
名張からの流れメンバーや
大阪の宮川姉さん、京都の美由紀姉さん、守山の斎木さん、
ニューアルバムのデザインを担当して下さった川上さん、
ぱど時代の同僚で今は京都住まいの夏代さん、
などなど、たくさんの方たちに来て頂きました。
感謝感謝!







ライブ後は斎木さんの紹介で祇園四条路地裏の『新右衛門』へ。
こんなところに沖縄居酒屋があるのかというくらい
しっとりとした京都らしい裏通りにたたずむお店ですが
沖縄ライブともなると熱く盛り上がるようです。
そちらで今度ライブさせて頂くことになりそうです。


2/1(月)
この日はいちにちオフ日。
斎木さんに御紹介いただいた守山『あしびなー』へ。
ランチを頂きながらライブの打ち合わせ。
こちらでもライブさせて頂くことになりました♪


守山から京都に戻って前から行きたかった伏見稲荷へ。
あの赤い鳥居がずらりと並ぶ中を歩いてみたい!
その願いは叶いましたが人多すぎ。
まあ、京都は観光地だから仕方ないんだけど。
そして1ヶ月寝込んだせいか体力落ちまくりで
山頂まで登り切れなかったことがショックでした。
体力作って出直すぞ〜。









伏見稲荷まで来たのだから坂本龍馬が幕府の捕り方に襲撃された
旅館『池田屋』にも、と思ったら伏見稲荷と伏見は
少し距離があるのね。
クルマで15分ほど走って伏見桃山駅へ。
その頃にはすっかり日も暮れて
駅前にクルマを停め地図を頼りに
月桂冠の工場などを横目に見て
京都の風情を感じながら『寺田屋』へ。
現在の寺田屋は幕末当時から少し西にずれて建て直されているらしいけれど
当時の雰囲気はじゅうぶんに感じることが出来ました。


新撰組好きにとって伏見は
新撰組の京都における最後の拠点伏見奉行所があった場所でもあり
その場所も訪ねることが出来ました。
奉行所自体は跡形もなく現在は団地が建っていますが
その一角に「伏見奉行所跡」との石碑があり
位置を確認できました。
新撰組はここで鳥羽伏見の戦いに参戦。
大坂城に敗走していくことになります。
どんな思いでこの地を後にしたのだろうと
しばし思いを馳せることが出来ました。










2/2(火)
京都最終日(2日)はザ・観光デー。
早朝の京都御所を散策。
禁門の変の際に長州藩からの銃撃により
つけられたとする蛤御門の弾痕を確認。
そして、その長州藩と対立する会津藩が、
幕府より京都守護職を命ぜられ
朝廷と京都の治安を守るため兵を置いた黒谷金戒光明寺へ。
今回はぜひ訪ねてみたかった場所。
クルマを走らせると意外なことに
かなり京都市街地からは外れた高台にその寺はあった。
一千人を収容したと言われるだけあり立派なお寺でした。


そしてその会津藩の藩主である松平容保から京都市街の治安維持の役を頂くのが
江戸から名を挙げようとやって来た浪士集団新選組
金戒光明寺から新選組の拠点壬生屯所まで
どのくらいあるか測ってみるとその距離6.3キロ。
近藤勇土方歳三会津藩から呼び出しがあるたびにその距離を歩いたわけです。
今回は時間がなくて車移動でしたが
次回はぜひ歩いて距離を実感してみたいです。
ドラマだと一瞬で場面転換するので距離感がわからない。


その新選組壬生屯所は
壬生寺及びその周辺の寺の節分祭の準備で賑わっていました。
壬生寺では厄除けの素焼きの皿に
墨で家族の年齢と性別を書いて奉納するほうろくを行いました。
それから錦市場を散策。
あれやこれやと土産を買って帰路につきましたとさ。
京都はいいなあ、やっぱり。






















というわけで
4日間実に楽しい旅でありました。
やっぱり旅はいいなあ。


お世話になった皆さま
ライブに来て頂いた皆さま
ありがとうございました!