フランス映画祭横浜2005

初夏の、いや、梅雨時の横浜と映画業界の風物詩として
しっとり定着した感のある『フランス映画祭横浜』。
木曜日から日曜日まで全18作品が上映されるわけだが
そのオープニング・セレモニーなど
行って来ますたので軽〜く報告。


まずはそのオープニング・セレモニー。
昨年はフランス代表団の団長がエマニュエル・べアール様だったので
チョー興奮状態で観に行ったんですが
今年はおだやかに。
今年の団長はコスタ=ガウラスという
フランス映画の巨匠にしてとってもダンディなおじさま。
なぜ「・」ではなく「=」なのか、は置いておこう。
セレモニーは、元トルシエ監督の通訳だったとかいう変なフランス人の
ヘタクソな司会により進行。
今年から横浜市では「横浜フランス月間」を設けて
横浜市全体をフランス一色に染めました!」という
中田・横浜市長の挨拶には
「鶴見はフランスにはならねーべ。
青葉区都筑区もいたって普段通りだし。」
とうっすら突っ込み。
ゲストのオダギリジョーさんは
シャンパン飲んで酔っ払ってるのはいいけど
もうちょっと知的な発言シテ欲しかった。
しっかし足長かったな。あと靴がカッチョよかった。


スペシャル企画として
「映画の父」リュミエール兄弟が撮影した
世界で最初の映画フィルムの数々が上映された。
これはかなりモウケモノ。
ちゃんとカメラアングルが考えられていたり
現代の映画を成立させているいろんな要素が
すでに盛り込まれているのがスゴイ。
リュミエール兄弟は単なる発明家ではなく優れた表現者であったのだ。


はい、次は作品の感想。