坂本龍一『音楽図鑑』(CD)

すごいよ、龍一さん、あんたやっぱりスゴイ!
その完成度の高さにヒレフスよ、おいら。
と、いいたくなるこのアルバム。
カセット時代に持っていたのだが
改めてCDで購入して聴いてみました。
やっぱりスゴイわ。
部屋を真っ暗にしてすべての音色に
神経を尖らせて聴いていたくなって
いささか疲れますけど・・・。
そしてどの楽曲も素晴らしい。
クールで熱くて、なつかしくて先端的で。
最近の教授はなにやらアカデミックな感じになっちゃって
よくわからんのですが
このころの現代音楽とポップセンスが絶妙にバランスしている教授が好きだなあ。
このアルバムと『未来派野郎』はホンマ、名盤。
そういえばこの2枚のアルバム、タイトルがごっちゃになってよく
『音楽野郎』と言っては仲間うちで失笑を買っていましたが
龍一さんには「教授」とか言われるよりただの「音楽野郎」であって欲しい。
たかが音楽、されど音楽って笑い飛ばして欲しいなあ。
こういう人が言うと説得力あるんだから。
ジャケットのメイクしてピアノを弾いている教授のシルエットが
虫になっているのも愛嬌があっていいね。

音楽図鑑完璧盤

音楽図鑑完璧盤