『月とキャベツ』(DVD)

以前『33歳東京暮らし』のroadman1971さんが薦めてくれますた。
やっと観れた。やさしい映画でした。
主役の山崎まさよしのキャラクターがうまく生かされていた。
『one more time,one more chance』をモチーフに、
その行き詰ったミュージシャンであるひとりの男の新曲の創作過程に
謎の少女が絡んでいくというストーリー。
あんな山奥の廃校、自分も住みたい。
一軒屋に住みたい!田舎に住みたい!


最初は「若手(当時)ミュージシャンの初主演映画」ということで
「大丈夫か?山崎。」と思っていたんですが
フツーに大丈夫でした。
山崎氏はしっかりと輪郭のある存在感を放ち
他の役者さんの中でも、又ピンでカメラの前に立っても
どうどうたる演技を披露していました。やるな、山崎。
内容的にはいわゆるひとつのゴースト物で
新鮮味はあまりないんだけど、そこは重要でないような気がした。
少女にとっても、また男にとっても青春の幻。夏休みの終わりの夜の夢。
そういうのって掘り起こせば誰の記憶にも多かれ少なかれあるのかも。
観終わってからキャベツがムショーに食べたくなり
買いに走って一度に半玉食べました。
今日も食べようっと。

月とキャベツ [DVD]

月とキャベツ [DVD]