急展開…これもまた縁

そんなわけでアボガドに関しては
もう自分の手を離れてしまった訳で
大家さんから許可が出たのならば
里親から取り返そうかなどと
心ミニクイことを考えたりもしたのですが
里親にしてもアボガドにすっかり心を奪われていて
「はい、そうですか。」と手放すはずもなく。
そりゃそうだよね。かわいいもん。アボったら。


そんなところに出雲の友人タケさん夫婦のところで
生まれた子猫の里親探しの話が舞い込む。
もともとは野良猫がタケさんちに入り込んで
出産したはいいが親猫が育児放棄して1匹だけ置いてきぼりに。
やむなく夫婦で育てはしているものの
ふたりの家ではさまざまな事情のために飼えず。
どうしたものかというところにアボガドの里親が
「日中仕事で留守にしているのでアボガドの同居人に欲しい」
と言うので出雲産のその子猫を斡旋することになり。


しかしながら、ふと考える。
アボガドを手放したタイミングで大家さんから許可がおりて
(まあ積極的に飼えと大家さんは言っているわけではないが)
今は後生(グソー)に暮らすNという
ワタクシの唄三線の兄弟弟子が縁で知り合った
タケさんたちの家の子猫が里親を探しているというこの流れ。
これは、その猫をウチで飼うというのが
自然な流れなんじゃないか?という気がして来たのです。


ここで少しNの話をしておくと
Nはワタクシが唄三線を始めるきっかけを作ってくれた友人。
Nが野毛『守礼の邦』でカラオケを唄っていたワタクシに
「唄上手だねえ。オレ三線習ってるんだけど一緒にやらない?」
とひとなつっこい笑顔で声をかけて来なかったら
ワタクシは唄三線をやっていたかどうか。
彼はひと足先にあちらの世に行ってしまったけど
彼のおかげでタケさん夫婦と知り合うことが出来て
出雲という土地に足を運ぶことになり
今年の1月にはタケさんの店で
ライブまでやらせて頂くことができた。
本当にヤツが引き合わせてくれた「縁」だなあと思います。
そして今回の子猫の話もその「縁」のひとつなのではと
勝手に考えるようになったのです。
それにタケさんたちにしても知らない人が飼うより
ワタクシのところで飼ったほうがいいはず!
と勝手に決めつけたりなんかして…。


動物の命を預かるということについては
ものすごい責任を感じるし
猫を飼うことは初体験で不安があるけど
アボガドという猫がきっかけで
この2ヶ月の間にいろいろな流れがあって
猫というイキモノの魅力にハマってしまって
(アボを里親に出した後アボがまだ部屋にいる
錯覚にとらわれて鳴き声が聞こえたり…ヤバかった)
さらにタケさんの家の猫と縁がつながったというのは
なにかしら意味があるのではないかと思い
タケさん夫婦にお願いをして
その子猫を引き取ることにいたしました。


つい先日までアボガドアボガドと大騒ぎしていましたが
これからもアボガドを預かったり
またウチの猫を預けたりと(名前検討中)
いろんなやりとりがあると思うし
またそうやっていろんな人と関わって行けることは
きっと自分の人生にとってプラスになると思います。
新しくやってくる子猫(真っ黒なんです)は全身全霊を込めて
可愛がってやろうと思います。


なんだかスゴい展開になってきましたけれど
お騒がせいたしました皆さんにご報告まで。
あらたなベイビーのために
また大騒ぎすると思いますけど
懲りずにおつきあい下さいませ…テヘッ。
しかしなんでこんなにヌコに
取り憑かれてしまったんだろう?自分…。


大家さん、周辺にご迷惑かけないようにしますので
許して下さいねえ〜(汗)。


あと、アボの同居猫については別に探さねばなりません。
この間まで里親探ししてたのに…。
そんなわけで里親を募集している方がいらっしゃったら
ご紹介下さいマシーン。
よろしくお願いいたします。