沖縄報告〜2日目

hacchaki2009-03-26

初日はなんだかんだで3時頃まで『絹の家』で盛り上がり
「本番に備えて初日は早く寝よう」という目論見は
見事に外れたわけですがようよう起きて先ずは腹ごしらえ。
泊まりが那覇だったのでここは『若狭パーラー』でしょうと。
はっちゃん、ス〜ジ〜夫妻、クニ、rei全員で「足テビチTシャツ」
を着込んで『若狭パーラー』へと向かう。
『若狭パーラー』はワタクシが大好きな沖縄すば屋。
しょうゆ系鳥出汁スープが珍しいのだけど
これがコシの強い麺との相性バッチリ!
それにフーチバー(よもぎ)と卵焼き、ソーキが乗って
食欲を刺激します。おじさんも相変わらず元気で嬉し。
店は道に面してカウンターがあるだけで
殺風景なんだけどファンは多いようです。
ホントに美味いんだから!



これが『若狭パーラー』の玉子焼肉そばだ!



ここにもテビチ人が!



ここにも!!



こんなに!!!



まずは腹ごしらえを終えたあと
一路ミュージックタウンコザへ!
会場に着いたのが12時でリハは13時からだから
まだ皆居ないかなと思ったら
もう楽屋には何グループも集まっていて
カンプーとか結い始めている。
おお、さすが芸能のお国柄やなあ。みんな本格的。
楽屋の入り口に貼られた進行表を見ると
足テビチの女』の表記が『足てぃびちぬ女』に。
これは……沖縄風表記ですか?
配られたプログラムを見ると『足てぃびちの女』に。
まあ、いいか……。
これがご表記ではなく意図してそうされたものであるので
おそらくこちらの思いを話しても通じないのであろうということは
わかっているので苦情を言うのはやめることにする。
「足テビチor足てぃびち」問題は
この大会にエントリーしたときからから
ずっとついてまわっています。
(これは別の機会に話すことにします)


それでもしっかり近所を散策して
上間てんぷら店で美味しいてんぷらを購入。
パクパクしながら楽屋に戻るとぼちぼちリハーサルが始まり
4番目の出場の我々はあっという間にリハーサル終了。
ステージが広くて気分いい〜。
島太鼓を担当してくれるキョンキョン
「ここに吉井和哉(だっけ?)さんが立ったのね〜」
と別の方面で感動していたけれど。
(しかしその気持ちはわかる!
サンテンヨンのときのワシがそうだった。
仲井戸麗市さんと同じステージに立った!」
という感動で胸いっぱいだったからね〜)


というわけで14時前にリハが終わり
あとの時間は皆さんメイクやら練習やらにいそしんでおります。
ワシも前日恒英先生に協力して頂いた
足テビチの女新唄大賞バージョン』の歌詞を覚えなければ。
これは最後のリフの部分をウチナーグチに訳したものです。
ちょっとアクセントになっていい感じです。
と、そこへ先生が
「差し入れ!」
とオードブルを持って楽屋に登場。
わ〜!すげえ!!
なんかワシらだけ花見みたいになってます。
先生の温かさが身にしみます。
大城美佐子先生もお弟子さんの加奈ちゃんが出場しているので
楽屋に訪れて
「今日は、アレ(ビブラスラップ)叩けないの?
あれがあるから面白いのにねえ。」と。
先生ご自分で叩きたかったのでは……(笑)。
おふたりには『足テビチの女Tシャツ』を差し上げました。
着ていただけたら嬉しいねえ。


それからは屋上で唄の練習をしたり。
前日からずっと喉の調子がよくなかったので
なんとか本番までに調子を上げておきたいと
自分には珍しく本番前の喉ストレッチは念入りに。


そうして迎えた本番。
4番目なのでアッという間に自分の番に。
司会者のコメントにちょっと「?」を感じつつも
「曲名は『足てぃびちの女』」
とコールされた瞬間に会場から笑い声が。
うむ、つかみはOK。そして唄い出し。
自分は目がいいのでお客さんの反応が
ものすごくよく見えてしまいます。
たとえば審査員が自分の唄を聴きながら
首をかしげたりメモを取ったりすると
それが緊張のタネになってしまう。
実際今回もそうだったわけですが
とにかく楽しもう、楽しんでもらおうという思いで
歌詞も間違えることなく唄い切りました。ホッ。
リラックスして唄えたのは最前列の応援団の力が大きかった。
みんなありがとう!


自分の番が終わってしまえばあとは他の方の唄を聴くだけ。
楽屋のモニターで聴いていたのですが
さすが唄の本場沖縄だけあって皆さん上手!
誰が大賞取ってもおかしくないような状況でした。
楽曲としてはやはり自分のだけが浮いていたな〜。
まあ、それは狙い通りなのでオッケー。


そして審査結果は


『審査員特別賞』


というステキな賞をいただきました。ワ〜イ!パフパフ。
ヤマトンチュがヤマトグチで賞をもらうというのは
初めてのことなのではないかと先生はおっしゃってましたが
賞はもちろんのことお客さんに楽しんでいただけたことが
とても嬉しかったです。
帰りがけにも多くの人から「楽しかったよ!」と
声をかけていただきそれが嬉しかった。
本当にいい経験をさせていただきました。
応援に駆けつけてくれた友達に感謝。
今回のエントリーを後押ししてくれた琉球音国のマーキーさんに感謝。
恒英先生に感謝!絹代さんに感謝!美佐子先生に感謝!照屋政雄先生に感謝!
すべてのひとたちに感謝!


で、夜はもちろん『絹の家』で打ち上げ!
ちょうど恒英先生の愛弟子ユージくんの
大学合格おめでとう送別会でもあったので
みんなで合流してワイワイと大騒ぎ。
絹代さんの美味しい料理をたくさん食べて
楽しく夜は更けていくのでした。


本番中で〜す



本番中で〜す



『島思い』のカーナー



授賞式。人相ワルっ!



ストリートミュージシャン!!



コザでナイスポーク!!



先生と共演



応援ありがとう!ナイスポーク!!