日本を今一度洗濯したく・・・な日曜日

洗濯機(もらいもの)が死にました。
前の持ち主から通算すると15年も使ったので
元を取ったどころかそもそももらい物だからね。


まあ、急な出費が痛いわけですが
ヤマーダ電機に行ってどうにか予算内で購入がデキて安堵。
電気屋さんって楽しいね。
買い換えられる予定もないのにテレビとか見ちゃったり。
MacBookAirの薄さに感動したり。ああ楽しい。


で、青葉食品館藤が丘店でガッツリ食材買って
夜は鍋ですよ〜。誰か呼ぶか。
と言ってもウチは田舎で近所に誰も住んでないし
普段から


「田所さんち行きたい〜」


とか言っている人も
いざ声をかけると


「ええ〜、遠いし」


と敬遠されがちなのだ。
まあ、遠いですよ確かに。
で、別に来てくれなくてもいいんだからね!と
強がりを言っていたら
KUNNYたんがピザを持ってご来店。店じゃないか。
この間のおさらい会の映像など観たりしながら
マヨ先生、KUNNYたん、ワシの3人で鍋&ピザを囲むという
まことに楽しい夕餉でございました。


で、やっと『龍馬伝』最終回を鑑賞。
ああこれが巷で話題のテロップ事件か〜と
そのことが気になってしまったけど
それにしてもひどいね、あのテロップは。
おまけに再放送のときにも別のテロップが流れたそうで。
まあ速報は流さにゃいかんのかもだけど
ほかに方法はなかったんですかのう。


それはともかく『龍馬伝』。
大河ドラマって内容とは別に
「1年間観続けた〜」
という感慨が大きくありますな。
龍馬伝』に関しては
映像技術や演出もあいまって
長編映画を観切ったような充実感がありました。
ただし脚本については中岡慎太郎の唐突な登場とか
いろいろ食い足りなかったり
あれ?と思うようなところがあって
同じ幕末物の『翔ぶが如く』『獅子の時代』『篤姫
あたりには負けるなあ。


しかしいつも歴史ドラマを観て思うのは
史実を変えてしまうことについて。


「しょせんドラマだから史実は変えてよし」


という意見もあるけれど
別に史実は変えなくても
事実と事実の間の空白をイマジネーションで埋めたり
解釈を膨らませたりすることで
じゅうぶんドラマになりうると思うんだけどなあ。


坂本龍馬は幕末日本を変えるために
金星から送りこまれて来た宇宙人だった」


くらいに突飛な話にするんならともかく
いちおう史実を前提に話を進めるなら
安易な改変や省略はご都合主義にしか映らないと思うんだけど。
大河ドラマをきっかけに


「本当の歴史はどうだったのか?」


って興味を持つようになるならいいんだけどね。


それにしても福山龍馬はなかなか頑張った。
坂本龍馬のボンボン育ちな感じとか
大らかで豪快な感じがよく出ていた。
実際豪快だったのかは知らんけど。
どっちかというと
“茫洋”な感じの人だったんじゃないかと
ワシは思っているのじゃが。
そして弥太郎の雨の中の号泣はよかった。
これは弥太郎のドラマでもあるんだなと
改めて感じるシーンでした。
なんにしても役者さんがみな
素晴らしい演技をされていたので
見ごたえのあるドラマとなりました。
1年間ありがとう!龍馬さん。


しかし日本を洗濯した龍馬さんの最終回を
洗濯機が壊れた日に観るなんて奇遇じゃのう(こじつけ)。


次回幕末ものをやるなら
榎本武揚さんを扱ってほしいなあ。
勝海舟新撰組も絡んで面白いドラマになると思うんだが。
もしかしたらウチの曽祖父も出るかもだし。
(出ないだろうな)


で、龍馬がやっと徳川の世を終わらせたと思ったら
来年はまた江戸初期に逆戻り。あらら。
上野樹里タソ主演の『豪姫』はどうすかね〜。
とりあえず観てみると思います。
その前に『坂の上の雲』観なきゃ〜。