沖縄音楽に関わる者として気になること

ここ数日、twitterのRTなどで


「沖縄の友人が“観光客が買い占めて内地に送っているため
島に物資がなくなっている”と言っている【拡散希望】」


という趣旨のものを見かける。
しかしこのRTは少々違和感がある。


買い占めているのは観光客だけではない。
現地住民が内地の人に物資を送っているケースも多い。
現に僕の友人も『必要なものはないか」と申し出てくれている。
周囲でも「沖縄から物資を送ってもらった」という
内地在住のウチナーンチュの話を聞く。


それはもちろん島の人の善意であり
責めるべきことではまったくない。
ありがたくて涙が出る。


僕が怖いのは


「観光客が」


ということだけがひとり歩きして


「だからナイチャーは」


とか


「ナイチャー嫌い」


とか


「くされナイチャー」(すごい言葉ですね)


みたいな空気になることである。
みんなが善意でやっていることを
こうしたことでネガティブなパワーにしてしまうのは
実に悲しいことだ。


島の人のありがたい申し出には
必要な分だけお願いする。
もしくは取り急ぎ必要がなければ
善意だけありがたく受け取る。
そういう勇気が大事だと思うよ。


どう考えたって内地のほうが物はあるんだから。
島の備蓄なんてそもそも内地と比べれば微々たる物なのは
ちょっと想像すればわかること。


みんなもっと想像しようぜ!


我々はやれば出来る子!