やっぱり“生”が好き

hacchaki2011-06-17

と、言われて
どの“生”を思い浮かべましたか?


なんつーベタな前フリはさておき
三線用にコンデンサーマイクを購入。
昨晩の『舞天』ライブで早速つかってみたお。
ずっとどの製品がよいか悩んでいたんだけど
値段的に手頃でメーカーも信頼できる
Audio-technicaの「PRO35」をサウンドハウスにて購入(12.800円)。
音の粒立ちがよくノイズもなくて
なかなかいい感じです。
生音の再現性という点ではまだ不明です。
いろいろなシーンや三線も変えて
試してみたいです。
ガンガン活躍してもらおうっと。


ずっと気になっていたのです。
三線の太鼓内部にマイクを仕込んだ
いわゆるエレキ三線
いろんな意味で便利なのだけれど
たとえばお客さんが


三線の音色が聴きたい」


「沖縄で聴いた三線が忘れられない」


と思ってライブに来られた場合
ちょっとイメージと違うんじゃないかと。
やはり三線本来の音色とはとはかなり離れている。


エレキ三線の音色は


「ディープな民謡酒場の音色」


のイメージ。
沖縄の民謡酒場は圧倒的にエレキ三線が使われることが多い。
アンプを通しててがるにボリューム調整が出来たり
エフェクトをかけたり出来る、
他の楽器に負けない音圧が出せる
などが普及した理由なのだろうけれど
三線にすごくこだわりがあるわりに
エレキ使っちゃうんだ・・・
しかもリバーブそこまでかけるか
っちゅーくらいボワンボワンにかけるし。
初めて聴いたときは衝撃を受けたものです。
だから民謡酒場に通い詰めている人などは
エレキ三線のチープで場末感溢れる音色は


「ああ、この感じ!」


と微笑ましく感じることでしょう。
それを狙ってあえてエレキ三線を使ったりもしてるんですが。
三線本来の音を大事に行きたいという場合は
スタンドマイクにSHURE SM57を立てて
ということになるのだけれど
どうしても動きが制限されてしまう。
その点自由に動けるPRO35はグッド。
これからは


「ディープ民謡酒場バージョン」


はエレキ三線


三線リアル音バージョン」


はPRO35と使い分けていこうと思います。
もちろんゴーナナも使うよ!