メロディ万歳

YMO 80年ロンドン公演のライヴ音源5曲を英BBCサイトがアーカイブ公開 - amass

当時はシンセサイザーなる
未知の楽器を駆使した
「新しい音楽」という部分で
心を鷲掴みにされたけど
今再び聴いてみると
(普段からヘヴィーローテしてるけど)
「メロディーラインの秀逸さ」という
音楽のごく根幹の部分にあらためて驚かされる。
ダイジェストで聴くとよけいにそこが強調される気がする。
音が鳴った瞬間何処からでも口ずさめるもんね。


さだまさしさんが以前
NHK『ソングライターズ』に出演されたときに


「いいメロディを書きたかったらクラシックを聴け
クラシックはいいメロディの宝庫だ」


と語っておられた。
現在60代より上の世代の音楽家
ポップミュージック畑の人であれ
クラシックを基礎からしっかり学んでいる人が多い。
昨今昭和歌謡が再び脚光を浴びているのも
そのことと無関係ではない。
最近の新曲には「いいメロディ」の曲が少ないのだ。
どうも世の音楽がリズム主体になっているらしい。
ダンスミュージック、ラップ、ヒップホップ等が
市民権を得たことと無関係ではないような気がする。


ライブをやっていて最近嬉しいこと。
自分の唄をお客さんが
一緒に口ずさんでくれているのを見たとき
とてもハッピーな気分になります。
その瞬間が今一番幸せだな。
自分自身口ずさめる音楽が好きだし
そういう唄を作って唄いたい。
メロディはやっぱり大事だ。
もっともっと勉強しなければ。


メロディ万歳!