『アイデン&ティティ』
泣きますた。
中島はワタクシです…。
もろにイカ天世代のワタクシ。
友達のバンドがイカ天出たりしました。
「迎合なんかしたくないね」
なんてウソブキながら、めっちゃヘタクソでした。
にもかかわらず「ロックとは?」なんて熱く語ってました。
ああ、はずかしい…。
この作品にもそんな青臭さが充満しています。
それがイタイタシクもセツナイ。
めっちゃあの頃の自分とオーバーラップします。
でもね、
髪切ってスーツ着て器用に世渡りしている
中島の友達のほうではないんだな、今の自分。
やっぱり中島なのよ、アオクサイままなんです、この歳になっても。
な〜んて、それなりに大人になったけどさ、まだまだっすよぉ。
ギターは三線に持ち替えたけど、気持ちは“ロック”なつもりだぜ。なんてな。
だから不覚にも中島のデフォルメされた不器用さにも共感してしまったし
ボブ・ディランみたいな神様の字幕セリフにヤラレタし
麻生久美子のセリフにもウチノメサレタんです。
中島「君に誉められなければ、僕はなにも出来ないんだ。」
神様「やりたいことをやるだけさ。だからうまくいくんだよ。」
彼女「君が君であり続ける限り、私は君の味方だよ。」
ああ、イタイ…。
中村獅童、マギー、大森南朋もハマッていた。
それぞれに「ああいうヤツいたな〜」って感じだった。
オリジナル曲がもうちょっとカッコいいとよかったな…。
- 出版社/メーカー: 東北新社
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