『夜明けの雷鳴―医師・高松凌雲』吉村昭

新選組!』から続く幕末〜維新ブームの流れで
吉村昭著の高松凌雲の伝記物を読み始めた。
高松凌雲は、慶応年間に行われたパリ万博に
幕府一行の随行医として渡航
帰国するとすぐに函館戦争の幕府軍に参加し
五稜郭に病院を作って敵味方のわけ隔てなく治療を行い
日本における「赤十字の祖」と言われる人物。
自分の曽祖父が五稜郭の戦争に参加していたことを知り
なにかしら曽祖父の痕跡が見い出せるかとの想いもあり
また、曽祖父が見た風景がどんなだったかを知りたいということもあり。
それに現在観ている大河ドラマ獅子の時代』と
内容が見事に被るので、ドラマの補足的意味合いとしても。
幕末、面白い!!

夜明けの雷鳴 ―医師 高松凌雲 (文春文庫)

夜明けの雷鳴 ―医師 高松凌雲 (文春文庫)