『サマータイムマシン・ブルース』(DVD)

hacchaki2006-03-13

面白かった!
タイムマシンネタをこんなくだらないことに使って
タイムパラドクス理論をふんだんに取り入れて
こんな面白い映画作っちゃうなんて。
日本映画もやるな〜。
バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなんて目じゃない
くだらなさがステキ。
ホントにフツーの、平凡すぎるほどの日常に
突然タイムマシンがやってきたらあなたはどうする?って話。
しかもなにげにさわやかな青春ものにもなってるし。
テンポもよくて飽きずに観られます。
出演者全員が楽しんで演じている様子が好感。
本題に入るまでがちょっと長いのと
編集が懲りすぎなのが気になったくらい。
最初は「フツーの日常」の描写に徹底したほうが
中盤からの展開が引き立ったような気がする。
それにしても上野樹里ちゃんが可愛いっ!
かなりファンになったゾ。


「突然目の前にタイムマシンがあったら?」
さあ、あなたはどうする?
古今あまたのSFで取り上げられてきたテーマだけど
人間って結構下世話なことに使うような気がする。
「第二次大戦前に戻って戦争を止める」
とかより
「彼女に振られる前に戻る」
とかのほうがリアリティがある。
「あなたが突然透明人間になったらどうする?」
という映画で好きな女の部屋に忍び込むシーンがあったけど
やっぱそうだよね〜って思う。
ではタイムマシンがあったらどうするか?
真剣に考えるだけで土日くらい潰れちゃいそう。
でも過去を変えちゃいけないんだよねえ。
う〜ん、悩む・・・。
あなたらどこ(いつ)へ行きます?