映画

『図鑑に載っていない虫』

(DVDで鑑賞) 年末に『時効警察』を観て以来 三木聡ワールドにハマッっているワタクシ。 そんな中レンタル開始になった三木聡監督作品 『図鑑に載っていない虫』を早速鑑賞。 やはり先月観た『ダメジン』と同じワールドが展開。 ロケ地もほとんど同じだし。…

『男はソレを我慢できない』(DVDで鑑賞)

ひとことで言って「とても残念な映画」。 あんまりこのブログではマイナスなことは書きたくないけど。 まあ、あくまで感想なんで。批評じゃありませんから。 この映画を観てオモシロかった方はスルーして下さいネ〜。 で……。 かなり期待して観たんですよ、コ…

『幸福のスイッチ』(DVDで鑑賞)

長兄が「観ろ観ろ」とススメルので観てみました(笑)。 小粒で丁寧に作られた優しい映画でした。 この映画は和歌山の田辺が舞台。 ワシのうちは母方も父方も和歌山の出で 長兄は関西に住んでいたことがあるので 物語の舞台に感慨深いものがあったようですが…

『エイプリルの七面鳥』(DVD)

『バットマン・ビギンズ』でパッとしなかったケイティ・ホームズが気になって、 つまり以前どこかで観た時の印象と違ってて あれ?こんなコだっけな〜と思ったので 『エイプリルの七面鳥』を観たらフツーニ可愛かった。 お話もなかなか面白くてよかった。 母…

『亀は意外と速く泳ぐ』

上野樹里ちゃんの可愛さ満載の作品。 平凡な主婦が平凡すぎる日常から脱却するために ふと見つけた「スパイ募集」の貼り紙に応募。 某国のスパイとして活動を始めるが…という話。 スパイになったことによって平凡な主婦は 「目立たないように暮らすこと」を…

『バットマン ビギンズ』(DVD)

昨年上映された『バットマン』シリーズ最新作。 これはシリーズの原点に戻ってブルース・ウェインが なにゆえにバットマンになったかという、 「バットマン」物語の始まりについてを丁寧に描いた作品。『バットマン』シリーズは過去4作品作られていたが 今回…

『月とキャベツ』(DVD)

以前『33歳東京暮らし』のroadman1971さんが薦めてくれますた。 やっと観れた。やさしい映画でした。 主役の山崎まさよしのキャラクターがうまく生かされていた。 『one more time,one more chance』をモチーフに、 その行き詰ったミュージシャンであるひと…

『ヨコハマメリー』を観る(横浜ニューテアトル)

『ヨコハマメリー』を観た。 観たというより「横浜メリーに会った」と言ったほうが的確かも知れない。 そのくらいスクリーンの中のメリーさんは圧倒的だった。 メリーさんだけでなく出て来る人すべてが それぞれに圧倒的な存在感を持っていた。 「横浜のメリ…

『NANA』(DVD)

漫画の『NANA』を借りたのだが、まったく読み進めることが出来ず。 少女漫画って読みにくいよ…。単行本サイズだと特に。 それに主人公のナナ(バンドやってないほう)にまったく共感できず…。 う〜ん、どうしたものか。とりあえず映画版を観てみよう。 と思っ…

『ニライカナイからの手紙』(DVD)

泣いてしまいますた。 てやんでいっ!40にもなろーかっつーおっさんを泣かせやがって。 涙で人生見失っちまうぜっ! だって蒼井優の演技が、いいんです。萌えます。それはウソ。 とくに美人ってわけではないし好みでもないんだけど とにかく「フツーの女の子…

『サマータイムマシン・ブルース』(DVD)

面白かった! タイムマシンネタをこんなくだらないことに使って タイムパラドクス理論をふんだんに取り入れて こんな面白い映画作っちゃうなんて。 日本映画もやるな〜。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなんて目じゃない くだらなさがステキ。 …

フランス映画祭2006

今年からフランス映画祭は舞台を 横浜からお台場に移して行われることに。 中田市長、なぜ手放したの? もう10年以上も横浜でやってきて 『フランス映画祭横浜』として定着してきたのに…。 まあ、文句ばっかり言っても仕方ないので 都内まで上映作品のマスコ…

『風音』(DVD)

原作は沖縄出身の芥川賞作家・目取真俊。 物語は、暴力夫から逃れて沖縄に戻ってきた母親とその息子、 特攻隊で沖縄に散った憧れの人の痕跡を探す老女、 このふたつのエピソードを柱に話は進む。 個々のエピソードはそれぞれに進み、最後まで交わることはな…

DVD『燃えよ剣』

稀代の“土方役者”栗塚旭さん演じる土方歳三が主役の映画。 多摩でもてあますリビドーをモンモンと燃やす土方が やがて近藤勇とともに京都に上り新選組を結成して 池田屋事件で大活躍!というところまでがストーリー。 佐絵という架空の人物を絡ませたり 宿命…

『BROKEN FLOWERS』

ジム・ジャームッシュ監督最新作『BROKEN FLOWERS』の完成試写会に行った。 会場は渋谷シネマライズ。 主人公はビル・マーレイ扮する中年男。 仕事には成功したが、女にはダラシないダメ男の元に届いた 20年前の恋人と名乗る人物からの手紙。 そこには「あな…

『キング・コング』

監督グッジョブ!!ナオミ・ワッツもGJ!! コング名演技!!『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム役の人の モーション・キャプチャーらしいが、とにかくCGが素晴らしい。 『ジュラシック・パーク』におったまげたのが懐かしい・・・。 娯楽大作として…

『ペット・セメタリー』(DVD)

で、家に帰って座っているのもしんどいので ゴロンと横になりながら『ペット・セメタリー』を鑑賞。 スティーブン・キング原作のホラー小説の映画化。 死体を埋めると生き返るというネイティブ・インディアンのいい伝えのある墓に 猫やら子供やら果ては奥さ…

『マリスコス・ビーチ』(フランス映画祭横浜2005より)

※結末は書いてありませんが、ネタバレあり 快作! これくらいノーテンキな話はないっちゅーくらいノーテンキ。 一見平和な家族。 その4人がバカンスに出掛けるのだが 奥さんは浮気してるし ダンナは元ゲイだし 息子にもホモ疑惑があるし…。 問題山積みなんだ…

『The beat that my heart skipped』(フランス映画祭横浜2005より)

傑作!と思ったです。 一度は夢を捨て、荒れた生活をしている男が再び夢に挑む。 挑むのだが全然ヒトスジナワでは行かない。 父親との葛藤、母親の幻影、女、仕事、悪友…。 とにかく、すんなりと行かない。 でも人生ってそんなもんじゃないすか。 なっかなか…

『斧』

今回の『フランス映画祭横浜2005』のフランス代表団団長である コスタ=ガウラス監督の作品、ということで かなり期待が大きかったのですが う〜ん、期待ほどではなかった鴨。 1時間ちょっとで済む話なんじゃないかなあ、これ。 おしゃれな「火曜サスペ…

フランス映画祭横浜2005

初夏の、いや、梅雨時の横浜と映画業界の風物詩として しっとり定着した感のある『フランス映画祭横浜』。 木曜日から日曜日まで全18作品が上映されるわけだが そのオープニング・セレモニーなど 行って来ますたので軽〜く報告。 まずはそのオープニング・…

『ミリオンダラー・ベイビー』

いや、まだ観てないんですが。 Webのレビューサイト等でネタバレが横行してまして。 最初は 「絶対読まんぞ!」 と思っていたんだがだんだん 「読んでもいいかな…」 って気持ちになって来た自分に渇!

『深呼吸の必要』

エイサー仲間のA達にズーッと借りっぱなしになっていた本作品、 やっと観れました。 なかなかよい映画だった。 もうちょっと個々の人物を掘り下れば なぜ「深呼吸」が「必要」なのかが 判りやすく浮き彫りになったのではないか。 都会の生活に疲れたりなんか…

『豚の報い』

鶴見の沖縄物産センターでDVDが売ってたので 先日ゲットしてしまいました。 これでワタクシの「沖縄映画DVDコレクション」が また1本増えた(といっても大した数ではないのだが)。 又吉栄喜の芥川賞受賞作を崔洋一が映画化。 ワタクシはこの映画を観…

『eiko』

麻生久美子が美しい。 それだけでいい。 そんな映画。 こういう映画は 麻生久美子が美しく撮れてさえいればいいんだと思う、多分。 でもジュリーなんか変だよう。 なんだか…ううん、言うのやめとこう。eiko[エイコ] [DVD]出版社/メーカー: ジャパンホームビ…

『べン・ハー』

やっと観た。 アカデミー賞11部門受賞の大作ってことで アカデミー賞シーズンにふさわしかろうと。 前半はよかった。 競馬のシーンなんていまだったらCG処理で チャカチャカっとできちゃうんだろうけど 生の迫力っての、感じましたよ。 最後の30分はひっくり…

『ロスト・イン・トランスレーション』追記

そうそう、はっぴいえんどの『風をあつめて』がかかってたりして とても嬉しかったです。 初トラバ♪ ってかこれでいいのか?http://d.hatena.ne.jp/kayo31/20050124 風街ろまんアーティスト: はっぴいえんど出版社/メーカー: avex io発売日: 2002/09/11メディ…

『ロスト・イン・トランスレーション』※ネタバレあり

とくに大きな事件は起こらないのだが なんとなくホッとする映画であった。 ハリウッドから日本にCM撮影のためにやって来た中年の俳優が ホテルで出会ったでの0代前半の若い女の子(人妻でアメリカ人)と過ごす。 ふたりはそれぞれに胸にもやもやしたもの…

『アイデン&ティティ』

泣きますた。 中島はワタクシです…。もろにイカ天世代のワタクシ。 友達のバンドがイカ天出たりしました。 「迎合なんかしたくないね」 なんてウソブキながら、めっちゃヘタクソでした。 にもかかわらず「ロックとは?」なんて熱く語ってました。 ああ、はず…

『ドニー・ダーコ』

公開前にサンプルビデオで一度観たのだが、あらためてDVDで観た。 う〜ん、好きだなあこれ。 エコー&ザ・バニーメンで始まるオープニングから どっぷりと浸ってしまった。 青春なんて呼ばれる不安定であいまいで痛くて暴発寸前でチリチリする日々(あるいは妄…